秋の夜長の音楽

秋になって気になる曲の筆頭はチャイコフスキーの交響曲第6番「悲愴」でしょうか。先頃カラヤン&BPOのCDを入手したので細部を聴く醍醐味もあって秋の深まりとともに「悲愴」にどっぷりと浸りたいと思っています。聴こえ過ぎてけっこう怖い演奏でもあります。近々ゲヴァントハウスSQのベートーヴェン弦楽四重奏曲全集が届きます。EU圏のCDは信じられないほどの低価格でありがたい。

今週は地元の大学の教員養成課程で「特別支援教育入門」の講義を担当しました。私のテーマは「特別支援学校の教育~肢体不自由教育と病弱教育を中心に~」としました。車いすに象徴される肢体不自由は特別支援学校では医学用語で重症心身障害児が増加していますが社会的認知がごく限られているように思います。病弱教育に至っては病気の子どもが特別支援教育の対象であること自体の理解が進んでいない。体系的な理解は大学のプログラムに組まれていると思うので私は特別支援学校の日常について視覚的情報提供に努めました。あと、障がいの歴史的文脈はどうしても触れたかったところです

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