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「長期入院児童生徒に対する教育支援に関する実態調査報告」

先週は文部科学省から「長期入院児童生徒に対する教育支援に関する実態調査報告」について報道発表があり、昨日の文部科学省新着情報メール配信サービスでそのウェブサイトの案内がありました。病弱特別支援学校の在籍者数は減少傾向にあるものの病弱教育の支援を必要としている子どもたちは決して少なくないということが明らかになりました。病弱特別支援学校は併設の病院が治療の対象としてきたそれぞれの時代に病気で学校に行けない子どもたちの多様な教育ニーズに柔軟に対応してきました。医療の発達で在宅で療養ができるようになってもそうした子どもたちへのケアは変わらず必要です。病弱教育の知見は今こそ活用されるべきものと考えます。今回の調査結果は多くのメディアでニュースとして取り上げられました。今後、支援策が具体化されることを切に願うとともに現場でできることを形にしていかなければならないと考えます。

一日一日が光のように過ぎていくこの頃です。