月別アーカイブ: 2017年3月

春をよぶ紅茶

東京メトロ霞ヶ関駅の通路に駅員と乗客とは思えない佇まいのスーツ姿の男性が立っていて何だろうと思ったら通路に面した一部屋に22年前の地下鉄サリン事件の献花台があって記帳されている人がいました。22年前、ここがその現場だったのかと思うとその場の空気が突如重く感じられました。これも、そして、やまゆり園の事件も、そこから何を学ぶのか。その問いは時とともにちがってくるだろうし、得るものも然りだろう。大切なのは問い続けることだ。答えはひとつではないし答えが見つからない問いもある。それでも問い続けるのです。

先日知人からいただいた紅茶が香りも味も格別だったことからスタバで紅茶を注文してみました。思いっきり華やかな紅茶をいただきたくてそれらしき名前の「ユースベリー」のことを尋ねたら「色はピンクです」とのこと。色も香りも味も軽やかでとても美味しくいただきました。しばらく紅茶三昧になるかも知れないと思いつつ、でも、店を回って紅茶を選んでいるような時間はなくティーパックのセットを買い求めただけでした。

今回の出張では病弱教育の核心にふれる内容についてもやりとりすることができて、収穫だけでなく宿題も大きなものとなりました。「病気とは?」「障害とは?」そこにこだわり過ぎていることはわかっているつもりですが、これも問い続けるのみです。

春間近

サンルームの段ボール箱や古新聞を片付けていたら花粉の気配がしました。薬を飲んでいるのでどうにかやっと症状を抑えているような感覚で鼻に違和感がありました。まさに境界です。すんでのところで留まっている、そんな危うさがあって意気消沈の一日でした。春間近です。

一昨日のこと、2月にマップのバージョンアップをした車のナビの画面に「県立子ども心身発達医療センタ-」の表示があって驚きました。開院は6月ですが、ナビのデータの最終アップデートは2月初旬のはずなので半年も前に入力されていたことになります。表示を詳細にすると「三重病院」と「かがやき特別支援学校」の名前が出てきました。「緑ヶ丘特別支援学校」ではありません。マップメーカーは学校名の変更の有無について教育委員会に問い合わせをしてきますがこれはフライングです。でも、早期から広く知っていただくことにつながるものと期待しています。

少し前に所属しているオーケストラの次回の定期演奏会の曲がドヴォルザークの交響曲第8番「イギリス」に決まりました。その連絡があってからというもの、演奏会は1年も先のことなのに気もそぞろです。この曲の第3楽章は大学の時、たしかNHK-FMの「名曲の時間」のドヴォルザーク特集のオープニング曲でした。誰の演奏だったか覚えていませんがそのときの記憶をこの曲に求めてしまいます。先週届いたCDはジョージ・セル指揮クリーブランド管弦楽団の“定番”です。端正な演奏です。スラブ舞曲も素晴らしい。明日明後日の東京出張では旅の友となります。

「学校教育法施行規則の一部を改正する省令案並びに特別支援学校幼稚部教育要領案、特別支援学校小学部・中学部学習指導要領案に対する意見公募手続(パブリック・コメント)の実施について」はこちらです。(平成29年4月15日まで)