月別アーカイブ: 2012年6月

「梅ちゃん先生」の音楽

「梅ちゃん先生」の音楽はドラマの各シーンとのマッチングがよくて、これこそ劇伴と思ってサウンドトラック版を予約してあったのが届きました。聴けばどこまでもアコースティックサウンドで、演奏者の息遣いや姿がすぐそこに感じられるようです。シンセの打ち込みでは絶対できない表現のように思います。音色で特筆ものは鍵盤ハーモニカです。硬質のリードのこの音はあのプロモデルかと!? また、オーボエやギターのソリストのテンポ感も絶妙です。演奏にお金をかけてあることは確か。しばらくこのCDからいくつかの発見と勉強ができそうです。
紀伊國屋書店のネットストアから届くメールで紹介される本が面白いくらい「偏り」があるように思えて興味津々です。例えば、『ステッドマン医学電子辞書SR-A10003』『脳はすすんでだまされたがる―マジックが解き明かす錯覚の不思議』『世にも奇妙な人体実験の歴史』『図説 死因百科』等々。メールマガジンの読者の嗜好に合わせたものならなおさら面白くも不思議です。どんなシステム設定がしてあるのか

佐々木正美講演会

佐々木正美講演会に行ってきました。テーマは「アスペルガーを生きる子どもたち」です。会場は圧倒的に女性が多く、男性は1/10もいない。障がいがある人の周囲の社会環境(家庭環境を含め)を浮き彫りにしているように思われてならない。佐々木先生の講演はいつもながらおだやかでわかりやすい言葉で腑に落ちてしまう。今日は先日亡くなった吉田秀和氏の音楽評論と相通じるものを感じました。
夏の花はインパチェンスと決めていても苗はいつも決まった品種が調達できるとは限りません。昨年はブランド苗が期待ほどではなくて、でも、今年は選ぶほどの時間もなくてたまたま寄った店で買った苗となりました。結果は当たりのようです。葉は濃い緑で成長は遅くたくましい印象です。深い緑は抗えない自然の力を感じさせます。梅雨は決して嫌いではない。

大学との連携

今日は鈴鹿短期大学専攻科設立特別講演会に行ってきました。テーマは「学校での子どもたちへのケアがどう変わったか? 医療的ケアの法制度改正と最新製品でエピペン体験」です。養護教諭養成課程を設置する大学が制度改正に合わせてこうした公開講演会を行うことに感謝の意を伝えました。ただ、今回はアウトラインが精一杯の時間設定で、今後、学校に勤務する教員の報告もプログラムに入れて、大学と学校現場が連携して人材育成と実践研究を行っていくことの必要性を肌身で感じた次第です。
帰路、メガネ店に寄って前からほしかった予備のメガネをオーダーしてきました。で、今日もメガネ店の鏡に映る自分を見て意気消沈でした。メガネ店の鏡はあまりにも現実をリアルに映し出すように思われてならない。身だしなみを整えていればそうは思わないのかも知れませんが。今回は黒のメタル、というかチタンで、またトラッドと思って寄ったのに全然ちがう尖ったデザインと素材を選ぶことになりました。ポイントはイタルデザインのエッセンスか!? 尖ったものとの縁は根深いものがあるのかも知れない。
今週は出張や移動が多くてインプレッサとの“対話”を愉しみました。1世代前のGH2の動力性能は過去のものですが、エンジンとシャーシの体感覚はそれを埋めても余りある資質を感じます。普通に乗っていておもしろい車です。欧州車はきっとこんなフィーリングかとよく思います。硬いボディと足回りに非力なエンジンという組み合わせです。サイズはコンパクト。リッチではないけど日常にちょっとした彩を添える車たちなのだろうと思います。

6月の日曜日のポコ・ア・ポコ

6月の日曜日のポコ・ア・ポコは6家族のみなさまに来ていただきました。半年ぶりかな、というお子さんは背丈ももちろん伸びて、顔だちや視線がすごくしっかりして成長ぶりがすぐわかりました。外界の認知が定位感を育てるという発達のセオリーは障がいのあるなしに関係はありません。大切なのは一人ひとりの子どもの成長の芽生えに確実に気づくことです。今日は小さなグループのメリットがそこかしこに活きるセッションでした。
昨日はミュージック・ケア初級総合研修三重会場の3日目でサポートに行ってきました。ミュージック・ケアはその人一人ひとりのありようを総合的にとらえるので伝えることは多々ありです。でも、そこにミュージック・ケアの確かな技術が備わっていないと軸が定まらないことになってしまう。受講のみなさまが5回の研修で腑に落ちる糸口を見つけてほしいと願っています。