月別アーカイブ: 2002年5月

また雨だ!

■また雨だ。でも部屋をきれいにしたので仕事も進む。何のための休日だかわかりませんが落ち着いて考える時間は休日しかありません。朝から家のそうじと模様替えの続きをして昼から出かけました。
■次の車(MPV)のカーナビを決めてきました。いちばん安いものといっても10万円を少し出ました。カーナビは多機能もいいけどほんとに20万円も30万円もする機能なのだろうかと疑問に感じています。そして、10万円ちょっとカーナビが市内の自動車用品全国チェーン店でも販売価格が2万円もちがいます。ものの値段がますます信じられなくなった次第です。
■次にマーム(イオン)に行ってフライパンと包丁を買いました。道具なのでそれ相応のものを選びました。料理も道具次第で楽しくなります。味はまた別ですが、楽しく作った料理はたとえ失敗してもおいしくないはずがありません。音楽も料理も道具にこだわろう!
■パソコン売り場でUSB-パラレルのプリンタ接続コードを見つけました。これでVAIOのプリンタ問題は解決してしまいました。そうそう、XP対応のドライバも必要ですけど。残るは楽譜認識ソフト「スコア・メーカー」と「ホームページビルダー」のバージョンアップです。
■“ダヤン”のグッズを集めているマームの“シーベレット”という店で『ダヤンの絵本づくり絵本』(MPC 2001)を見つけました。「ダヤンの作者が絵本づくりのA to Zを楽しく語ります」というコピーの通り、なんとも楽しい絵本作りの手引きです。
■絵本作りといえばNHKの「未来への教室・ディック・ブルーナ②」でも絵本作りの手順を取り上げていました。作家それぞれに自分のスタイルがあって腑に落ちるものがありました。
■「未来への教室・ディック・ブルーナ①」で子どもたちにストーリーの結末を創作するテキストとしてブルーナが取り上げている本が『ミッフィーのおばあちゃん』です。ミッフィーの大好きなおばあちゃんが死んでしまいます。日本では1997年の本で、その頃、私は死を子どもにどう教えようかと子どもの本売り場をあちこち歩いて見つけた本です。この絵本の基調色は“ブルーナカラー”の緑です。“安心”がテーマの色です。悲しみの青ではありません。この本を子どもに読み聞かせをするのは難しいことです。読み聞かせをする人が死をどう受け止めているのか、ミッフィーは問いかけています。
■「未来への教室」のシリーズの“先生”を取り巻く時間はとてもゆっくり流れています。それがまた魅力の番組です。そんなふうに仕事ができたら!

やっと晴れた!

■やっと晴れました! GWの頃からずっとくもりや雨だったような気がしています。梅雨のはしりでしょうか。いつしか麦たちも黄色く色づいてきました。穂だけでなく茎も黄色くなる頃、畑が夕日に金色に輝きます。今年こそカメラを持って麦畑を歩きたい!
■このところいろんなことがあるなぁと思いながら過ごしていました。その中でとりわけ驚いたのが中国の日本領事館の対応です。領事館の対応といってもその対応は領事館のスタッフひとりひとりのその時どきの判断の結果です。自国の国民が亡命しようなどという国しか作り得ない国にも呆れますが、亡命という事象をあんなふうにしか扱えない領事館の国の国民のひとりとして私は恥ずかしい限りです。あの外交官たちは自立も自律もできていない。徒党を組み、事なかれ主義をよしとしていてはこの閉塞は破れません。そして不利益を被るのはいつも「社会的弱者」です。どうでもいいことはどうでもいいが、いざというときにどれだけ行動できるか、それが人としての存在の証だと思います。
■部屋の模様替えをしました。そうじはいつも本の処分から! 今日もたくさんの雑誌と本を荷造り紐で縛りました。使わなくなったパソコンソフトもいくつか捨てました。古い写真も整理しました。そして、クラビノーバ(電子ピアノ)を部屋に入れました。部屋は狭くなりましたが机のすぐ横にクラビノーバがあるので打ち込みのキーボードとしてコード1本をつなぐだけでいつでも使えることになります。
■パソコンソフトといえば、このThinkPadの性能がCPUのスピードもHDDの容量も限界でUSBにも対応していないので後継マシンとして同サイズのVAIOノートを購入したものの、必要なソフトがWindowsXPに対応していないのでVAIOは未だに箱の中! おまけに家のプリンタがUSBに対応していないことに気づきました!( VAIOにはパラレルがない!) ああ、メールデータの移行やソフトのバージョンアップ、プリンタのことなど面倒この上ない。パソコンは便利ですがいろいろケアをしなくてはなりません。だから愛着がわくのかも知れませんけどね。
■私がパソコンを始めたきっかけはパソコン通信をしたかったからです。1996年夏のことでした。インターネットはその存在すらほとんど知られていなかった頃です。@niftyの前身のNiftyServeのフォーラムは参加するひとりひとりが情報を交換し合い、その記録そのものが資産となっていました。ずいぶんお世話になりました。それから間もなくインターネットが普及して、個人が広く早く情報発信をすることができるようになりました。インターネットが普及して、人はやっぱりひとりひとりみんなちがうことを実感しています。

MPVの文脈

■この連休にマツダのMPVという車を運転する機会がありました。旧モデルの2000ccです。
■1.6tの3ナンバーのボディを2000ccで動かすのですからおっとりしたフィーリングです。でも思いがけなく視点も高くて追い越されてもマイペースです。すごくゆったりしています。ロードノイズの処理は少々もの足りないもののボディの鋼性も高くて、路面からの情報は必要な部分をきちんと伝えてくれるというところでしょうか。車外で気になったエンジン音は車内では全く気になりません。
■MPVは見かけはそう大きな印象はありませんが実際はものすごく大きい! 車幅はなんと1m83cmもあります。全長は4m75cm、高さは1m74.5cmです。大きく見えるオデッセイよりも大きい。室内はそう広大な印象はないものの、乗り込んでみると実に広々としています。シートのサイズも大きくてとてもゆったり感があります。乗った感じはオデッセイよりも広々感があります。MPVはすごくおもしろい! 私にはカルチャーショックでした。
■初代MPVはアメリカのニーズに合わせた設計だったように記憶しています。現行モデルは2代目です。初代はとにかく大きいという印象がありましたが2代目はちょっとつかみどころのないデザインでどうも好きになれなかったのですが、使い勝手は極上といっていいでしょう。この車を産みだした文化、文脈にとても興味があります。デザインはどのようにして決まったのだろう。この使用感をこのスタイルで実現しようとしたデザイナーは卓見だったと思います。
■私が乗った車は室内色がベージュ、明るいうすいブラウンです。これまで無彩色の室内色の車ばかり乗ってきたのでベージュのあたたかさに思いがけなく落ち着くものを感じました。