月別アーカイブ: 2004年2月

四角のお皿

■やっぱり来た杉花粉症…今日、病院に行ってきました。薬を飲んだら眠気が襲ってきて早々に寝てしまいました。そして深夜に目覚めてHPのアップです。
■知人からmamaikukoの四角い皿を4枚いただきました。四角の皿を選んでくださった知人のセンスにもう脱帽です。テーブルに並べて見惚れてしまいました。このお皿に負けない料理を作らねば!とまた料理にのめり込むのだ。
■“ウイングスティックのカレー”を作りました。鶏肉の手羽先とトマト水煮缶、スパイスを使うカレーです。ルーは使いません。スパイスはチリパウダーにクミンシード、ターメリック、コリアンダー、そしてガラムマサラを使います。もちろんカレー粉も。これってカレー?と思ってしまったけどとても美味だ。何かが多過ぎてピリリと舌を刺激する。チリパウダーかな? 手羽先だからコラーゲンが豊富です。
■この火曜日に松阪市の小中学校の特別支援教育振興会の「卒業を祝う会」に行ってきました。障害児学級の卒業学年のお子さんの卒業を祝う会です。感動しました。ひとりひとりの子どもが主人公ということを実感しました。そう感じた理由は子どもたちの「がんばり」もですが、会の運営の質の高さも大きな役割を果たしていました。アナウンス、音楽、ピアノ、パワーポイントのスライド…ほんとによかった! とても暖かい空間でした。ほんとによかった。そして私は改めて思った。障害児教育こそ教育ではないかと!
■PhotoDrawをXPのLaVieにインストールしました。 ほとんど化石化してしようとしているソフトですが、これでないと作りにくいファイルがあってダメもとでインストールです。表示が?なところもありますが一応使えることがわかってホッとしました。しかし、起動がまた遅くなった。それにしてもこのLaVieG-Mは丈夫だとつくづく思う。安心感があります。PCはやっぱり丈夫が一番です。このLaVieは、でも、シルバーの塗装部分がけっこうこすれて地の黒が見えてきました。漆塗りのパソコンなんていいだろうね。

TEACCH

■今日はSOHOすることになってしまいました。ふだん読めない本を読んだり、新聞の切り抜きを読み返したり、そして、講演のスライドを作ったりしていました。その間に料理や洗濯をして一日はあっという間です。でも、こんな生活は自分に合っているかも知れない。毎日だとどうかわかりませんけどね。
■昨年夏の淑徳大学発達臨床研修セミナーでの鯨岡峻先生の講演「子どもの関係性の発達」のレジュメを読み返していて、なんでこんなんにもわかりやすいのだろうと驚いています。言葉がすっと入ってきます。「心は関係性の中で育つ」ということ、そして、先生といわれる仕事の人たちも子どもたちとの関係性の中で育ててもらっているということをしっかり受け止めたい。
■自閉症スペクトラム障害のお子さんの地域でのサポートにお応えするべくTEACCHを勉強し直しています。TEACCHは納得の理念です。2年前に聴いた佐々木正美先生の講演でのエピソードをよく思い出します。「ノースカロライナの自閉症の人、人なつっこい。」そして、「家庭に入って指導できるか。」です。学校はかなり整理された環境です。家族が障害がある子といっしょに過ごすためのスキルやケアは学校というパラダイムでどれほど育てることができるのか、この頃私は考え込むことが多くなってきています。だからこそTEACCHだと思うのです。
■「ボードメーカー」というコミュニケーションシンボル作成ソフトを使うたびに思います。なんとシンプルな機能! だけど絵がいい。ほんとにいい。スタンダードになるのもわかる。だけど、あまりにシンプルな機能で、かといって不満もないのですが、これで売れるというのもおもしろいと思うのだ。ユーザーは“文化”を買うことになる。
■CD「the Piano songs」を買いました。「ピアノのきれいな曲を集めました」というコピーについついはまってしまいました。聴くとピアノもいいけど歌もいいと思わせる選曲です。

今日のシャボン玉

■2月の日曜日のポコちゃんは18家族のみなさんに来ていただきました。今日は、最後のシャボン玉の終わりに子どもたちが私のところに来て大きなシャボン玉を待っていました。曲は『典子は今』です。手で割ってしまうと「あーあ」となりますが、「ふっとして!」と言ってシャボン玉を下から吹くと、私を真似て落ちてくるシャボン玉を吹く子がいました。でも、ちょっと息が強くてシャボン玉が4つくらいに分かれてふわふわ浮きました。みなさん、感嘆の声というかため息で見入ってしまいました。シャボン玉はどこかはかなくて見る人の心を映してしまうように思います。
■三重ミュージック・ケア研究会のサイトのアップが復活しました。パスワードがちがっていたようですが、パソコンに保存のパスワードがどうしてちがうということがあるのか、どうも???です。昨日そういうことがあって、2004年度のミュージック・ケア初級総合研修三重会場の日程を早速アップしました。半年以上アップしないのにサイトを残してくれたYahooに感謝です。
■復活といえば皿問題が復活してしまいました。セッションが終わってから皿を買いに行きました。ところが、商品の入れ替えがあったようでお目当ての皿は1枚もありませんでした。皿問題復活です。
■今夜は春の嵐のはずなのに、もう、風はおさまってしまったかのようです。南の風が吹くと気もそぞろな私です。

TEACCH再び

■いつになく慌しい1週間でした。毎日何か書きものをしていました。週末を迎えてホッとしています。仕事とポコ・ア・ポコのセッションはありますが、どれも音楽のことなのでこれはプラスのストレスです。
■自閉症のお子さんのためのコミュニケーションブックを作っています。ソフトはPIC-DICです。WindowsXPではインストーラーが走らないのでエクスプローラでHDDに直接コピーして起動しています。(exeファイルのショートカットはデスクトップに置いています。)このソフトはどうも使い勝手がよくなくて、結局Wordでそのシンボルを使って作ることになりました。
■シンボルによるコミュニケーションブックは、本人の今に続く過去と未来を結ぶものでなくてはなりません。その制作に当たっては、本人の文脈を読むということ、そして、本人と家族の生活をコミュニケーションブックで組み立てていくという大きな責任があります。
■文法も考えなくてはなりません。やはり視覚情報によるコミュニケーションとして手話の文法が参考になります。何よりも大切にしなければならないことはひとりひとりのお子さんのものの感じ方です。そして、空間認知、時間軸の認識、感覚の統合、脳の働きに仮説を立てること、などなど、とてもinterestingな“仕事”です。
■発達障害がある人のサポートはやっぱりTEACCHだと思います。学校よりも家庭と地域で取り組むべきサポートだと考えています。2年前に聴いた佐々木正美先生の講演の一言一言が忘れられません。「家庭に入って指導できるか」…学校の先生の実力が試されるときです。学校という場はかなり整理された空間です。学校でよかっても家に帰ってよくなかったら学校教育の成果はないと見られても仕方がないと思うのだ。
■エレキギターのエフェクター、BOSS CH-1 スーパーコーラスを購入しました。今日買ったばかりでまだ使っていません。これは楽しみ!

ああ、北極星!

■昨日は朝も昼も食べる時間がなくて、気がつけば夕飯を作っていたという感じです。
■「特別支援教育と交流学習」の講演で、私は、障害観と障害理解、そして関係性の質の向上について述べました。鯨岡峻先生の関係発達論の考え方を紹介して、関係性の質の向上が心を育てるという相互的な関係の営みが相互障害論の障害理解につながるのではないかというプロットです。お伝えするのがむずかしい内容だと思いましたが、終わってから共感された旨のお話をいただいてほっとしました。北極星の話は時間がなくてカットしてしまい、今頃後悔しています。
■今日の昼ご飯は久しぶりにパスタを作りました。たくさん食べたけどお腹すっきりです。