月別アーカイブ: 2013年10月

「ジャパンクォリティ」がめざすところ

PC環境をThinkPadへの移行で進めていていろいろわかってきたことがあります。IBMの時代から日本の大和事業所で開発されてきたThinkPadは堅牢さで支持されているようですがここではThikPadの名を冠する試練である「拷問」がいかほどのものであるかの詳細を知ることができて驚いています。「SSD推奨」ばかりではないThinkPadの理由もわかりました。今はi3のThikPad Edge 11inchでつないでいますがOSのちがいを超えてMacかThinkPadかという選択肢は健在だと実感するところです。チョイスしたHaswell i5のThinkPad T440sは光学ドライブレスのごく短期間のモデルですでにリストになく、届く前からその希少性ゆえもあって愛着を感じています。ところでThinkPadのiTunesで聴くキーシンのショパンのバラードはどこまでも上に突き抜けていくような音で生理的な共感を感じます。Macではこの音はなかったかも知れません。この先、突き詰めるとハイレゾリューションに踏み込みます。そこまで行くかと一方で思案しつつも気になってしかたがない。これは、にんじん、です。

インプレッサのオイル交換をすませました。担当はいつもの彼で、ボンネットを閉じる前に何度もオイルゲージのノブとオイル注入口の蓋に手をやる様は彼の若さも相まって微笑ましく、また、その誠実さをいつまでも貫いてほしいと切に思うのです。話は飛躍しますが障がいがある人たちの就労の場でも特別支援教育の視座と配慮の意味は日本の社会の行く先を見通すうえでも重要な位置を占めています。持続可能な社会を模索するうえで特別支援教育の視座は欠かすことができないと考えます。

病弱教育の視座から

3日ぶりの洗濯だろうか。サンルームいっぱいの洗濯物が乾いて取り込むと一山できました。久しぶりの青空は台風の吹き返しの風の中でどこまでも青く高く澄んでいました。

病弱の特別支援学校の文化祭に行ってきました。5年前から2年間勤務しただけでしたが病気と向き合う子どもたちの毎日を知って教育が担うべきことの多さと意味を突きつけられた思いがありました。教育だけではなく、社会が主語であるはずのことです。学校も会社も地域社会もある意味で病との闘いであり、病とどう向き合い、また、どうやってともに歩むのかということ。本県における「平成23年度県立高等学校における長期欠席(不登校)の状況等」の長期欠席(不登校)の原因は「不安などの情緒的混乱」「無気力」「病気による欠席」を合わせると実に41.7%に上ります。私が注目しているのは子どもたちの精神疾患等の状況です。

今日のNHK「ごちそうさん」はお見合いの途中で飛び出しため以子を詫びる母の言葉に考えさせられること多々ありでした。「ほんとうに馬鹿な子で、馬に鹿と書いて馬鹿と読みますでしょ。あの子はほんとうにもう馬といっしょなんです。目の前に夢中になれるものがないと、そんなにんじんがないと走れない子なんです。それがないと、縦の物を横にもしないんです。あんなざまではこちらにまいりましたところでろくな働きもできぬと存じます。そんなこともわきまえずこのような場にしゃしゃり出てしまい、ほんとうに申し訳ありませんでした。」こんなところは自分にもあると思い当たる人はけっこういるのではないかと思います。「なかなかエンジンがかからない」人たちのことです。でも、一旦動き出すとあっと驚くようエネルギッシュな一面が現れる。人間誰しもがもっている誰もに備わっている本能的な要素だと思います。このギャップが大きいほど成果も大きいのもまたよくあることです。こうした人間たる所以は子どもであればなおさらしっかりじっくり見てあげたいものです

3連休の音楽と映画

映画「Shine」に続いて「アメリ」が放送されて久しぶりに観ました。意味を考えてはいけないと思わせるような映画なのに次に何が起こるかが気になって知らず知らずのうちに真剣に観てしまう不思議な作品と思っています。観たからといって何がプラスになるというものでもないと思うのに気になる映画です。普通の人たちの普通でない生活が描かれていて、だから哲学的といえる。「どうしてあなたはそうなんだ!?」「それがどうかして!?」そうした人それぞれの日常がストレートに描かれている。意味があって意味のない日常だが「詩と真実」の双方向の行き来があって密度は高い。実に面白い。

MacBook ProがクラッシュしてiTunesの音楽ライブラリーにアクセスできなくなってしばらく経ちます。ほとんどはCDとしてあるので、さて、CDで聴こうと思ってリビングのオーディオコンポの電源を入れてCDをセットしようとしたらトレイの動作がおかしい。開閉はするものの下手したらCDに傷をつけてしまいそうで断念。ということは、自宅でCDを聴くためのオーディオ機器はパソコン以外にはないということです。まさかの事態にこのThinkPad EdgeのiTunesに聴きたいCDをインポートしましたがそもそもCDが聴けないというのはなんとも情けない。とりあえずBluetoothのスピーカーに接続はしたものの何とかしないとこの先々困ることになります。この機会にリセットのつもりで考えることにしたい。インポートしたのはこの連休に調達したラン・ランとサイモン・ラトルのプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番やキーシンが弾くショパンのバラード等々です。音楽がないのはけっこうつらいものがある。

土曜日は某市の祭りで小学生の鼓笛パレードがあって出かけました。十数年ぶりのことでしたが当時と同じ形態で行われていました。曲は増えていたものの当時私が編曲した曲はそのまま使われているようでした。引き算ばかりの編曲でしたがこうして十数年間も使われていることに少々思うことがありました

10月の日曜日のポコ・ア・ポコ

10月の日曜日のポコ・ア・ポコは6家族のみなさまにご参加いただきました。初めてのお子さんは少し不安げでしたがお父さんとお母さんがいっしょに動作をしていただいたこともあってすんなりとプログラムに入ることができました。何事も続けることで真価がみえるもの。ポコ・ア・ポコがみんながともに育つ場であってほしいと願っています。

昨日はまだ暗いうちから昼過ぎまでインプレッサで往復500kmの移動、そして歩いて歩いてという行程でした。それゆえの前夜のタイヤ交換でした。カメラはEOS5Dmk2+縦位置グリップにニッパ系の望遠レンズで挑みましたがさすがに体力の衰えを痛感しました。このところマイクロフォーサーズしか使ってこなかったのでフルサイズは想定外といったところです。手振れ防止システムがないとやっていけないと思いましたがASA400に設定してフォーカスも露出もカメラ任せにしたところ見事なほどの解像感で圧倒されました。靴はというとメレル・カメレオン2+中厚のトレッキングソックスで不思議なほどの疲れ知らずでした。何のことだかわかりませんね。ときにはこういうチャレンジをしないと次の一手が見いだせないという思い込みです。だからだんだんエスカレートする。白山あたりでトレッキングしようかということになる、と思う。

タイヤ

インプレッサのタイヤの減り具合が気になってアルミホイールとセットで調達しました。昨夜、なぜ夜かということはさておき、鉄ホイールと交換しました。作業が終わってはずしたタイヤを見て血の気も凍るほど驚きました。1本のイン側が摩耗してワイヤーが露出しているのです。思わず触れるとワイヤーの先端が指に刺さりました。いつバーストしてもおかしくない状態でまさに命拾い。原因はホイールアライメントかと思うのですが違和感は全くありませんでした。ホイールを交換すると車の印象が変わるので楽しみでもあります。今回、お手頃価格のモデルにしてみたのですがデザインとクオリティともに言うことなしでした。持ち上げたときに鉄とはちがう軽さがあって、果たして装着しても車が軽く進む印象があります。命拾いとともに走行感もアップして、もしかして燃費も向上するかと期待してしまいます。新しいホイールはデザイン上ホイールが大きく見えて欧州車のような印象です。オフセットの関係で2mmのスぺーサーを入れたところボディとは“ツライチ”で彫りが深い分ダイナミックに見える。デザインは大事だとつくづく思う。