風の会

今日はその解決しない旋律が頭の中をぐるぐる巡っていました。漂っているような旋律。ふと拍を数えると3拍子ではないか。またしても3拍子にやられたという感だ。夜、採譜をしてみる。調はBm(ロ短調)でヴァイオリンでは弾きやすい調だ。でも、ヴァイオリンの語り口調を譜面にするのは難しい。聴いて弾いて覚えるしかない。ただ、終わりはどうするのだ。解決のない旋律に終わりはない。Secret Gardenの演奏の終わり方は納得できない。
鈴鹿8耐前夜の往復でも「MOONGATE」1曲を聴き続けました。鈴鹿8耐前夜とは風の会です。スズカサーキットのコースを障がいがある人とタンデムランで1周するイベントです。ライダーはプロでボランティアです。バイクは内外のメーカーの提供です。いつも思うのですが、もっともバイクを買いそうにない人たちに乗ってもらうためのイベントにバイクを提供するメーカーに敬意を表したい。そして、風の会が作ったハーネスでタンデムシートに乗った彼らはこの1周で人生の新たな1ページを知ることになる。ところで、今年は、発達臨床心理士で大学の教員という“異色”のプロライダーOBと出会うことができました。この1周のためにはるか県外から駆けつけるのだとか。素敵なエピソードだ。私もまたバイクに乗りたいと思いました。
帰路で見た夕日はとてもきれいでした。

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