『ハリー・ポッターと賢者の石』

■桑名のマイカルまで『ハリー・ポッターと賢者の石』をみに行きました。制作の意気込みも160分という長さがよく表しています。
■原作も主役もイギリス人なのでイギリス演劇の香りを期待していましたが、お金もCGもやっぱりアメリカでないと用意できなかったようです。音楽はジョン・ウィリアムスで、ホルンとトロンボーン主体のメロディに弦の刻みはやっぱりこれもアメリカの香りです。画面のエンターテイメントさという点ではおもしろかったですね。
■主役のダニエル・ラドクリフは抜群のキャスティングでした。パンフレットには、コロンバス監督がBBC制作のテレビ映画『デビッド・コパフィ-ルド』のビデオ・ジャケットを見て「ここにいた! ハリー・ポッターがいたよ!」と叫んだとのことです。デビッド・コパフィールドとハリー・ポッター…ふたりとも小さな頃よその家に預けられて育ち、自分が進むべき道を理解ある人たちとともに見つけていきます。その真摯な姿に共通するところがあります。ハーマイオニー・グレンジャー役のエマ・ワトソンもロン・ウィーズリー役のルパート・グリントもよかったです。ハリーとロンのヘアスタイルはちょっとマッシュルームっぽくてイギリスの香りです。
■桑名のマイカルには三重県唯一のスターバックスがあります。私はスターバックスのカプチーノが大のお気に入りです。今日は白地にスタバのマークのタンブラーに入れてもらって『ハリー・ポッター』をみに行きました。このタンブラーはコーヒーを飲みながらの通勤ドライブに使います。シンプルだけどお洒落なデザインです。保温効果もあるし飲み口付きのフタもいい。スタバの落ち着いた店も好きで、今日も雑誌を読みながら長い時間いました。
■その雑誌は『デジタルカメラマガジン』(インプレス)の1月号です。キャノンEOS1Dの特集です。EOS1DとニコンD1xはどうしても比べてしまいます。私はそのどちらも実物すら見たことがありません。雑誌やインターネットのサンプル画像を見てのコメントです。たしかに解像度という点ではD1xが有利ですが、どこか銀塩ライクな深みがあるEOS1Dのデータに好感を持っています。デジタルカメラの写真はコンピュータでのレタッチも含めていかに作品としてまとめるかが大事なので、そこまで視野に入れた使い勝手を見ていきたいと思っています。今から思うとニコンD1はNTSCという色空間がよかったのでしょうか。
■『デジタルカメラマガジン』1月号では、他に、「EOS1D、EOSD30にライカやコンタックスのレンズを装着する」が興味深いコンテンツでした。ライカのレンズとEOSとの“相性”は抜群ですね。あと、「プロが教える作品作り全行程徹底マニュアル」がわかりやすくまとめてあって、これまでいろいろな本を参考に手探りでしてきたレタッチは何だったんだろうと思ってしまいました。ところで、PhotoshopElementはどうしてトーンカーブを省いてしまったんでしょうね。ほんとに残念です。

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