日別アーカイブ: 2008-08-15

ふたつのワイナリー

昨日今日と空がたいへんきれいでした。真夏のような色の濃さもなく、空も雲も高くてすがすがしい印象でした。稲穂も実って色づき始めています。残暑は厳しいのですが、季節が移り変わり始めていることがよくわかるようになってきました。今日はkiss DXのピクチャーモードを風景にして空を大きく入れて写真を撮ったところさながらVelviaのように撮れて、あまりに見事だったのでそれもちょっとどうかと思うくらいでした。でも、このところKiss DXの底力にううむと見せつけられることが多いのも確かです。
玉村豊男『里山ビジネス』(集英社新書 2008)がやっと届きました。7月26日の注文以来3週間近くもかかってAmazonらしくありません。でも、近辺の書店でも1冊も見かけなかったのでよほど品薄なのかも知れません。つまり、それくらい売れているとか。ヴィラデスト ガーデンファームはホームページで見ても確かに魅力的です。コンセプトも明快で何かにつけて高品質感があります。それにしてもワイナリーを作ろうと思う発想がすごい。ワイナリーが核となって構想全体の統一感が生まれている。私はふと思った。ワイナリーを核として障がいがある人たちの働く場ができないものかと。早速ネットで調べると、ある。栃木県足利市のこころみ学園のココ・ファーム&ワイナリーです。昭和33年というから50年前に葡萄畑の開墾から始まって、沖縄サミットでそのワインが使われるまでになったというのだからこれもすごいものだ。ちなみにヴィラデストガーデンファームのワインも北海道洞爺湖サミットで使われたとのこと。(ブッシュ大統領はコーラばかり飲んでいたらしいが!)ココ・ファームのワインはモーツァルトの音楽が流れるセラーで樽熟成とのこと。このあたりも商品としての付加価値を高める発想としてううむと思ってしまう。学ぶべきことが多い。夕食の食材を調達するときにワインも買い物かごに入れて、今、ボヘミアングラスで赤ワインを味わいながらキーを叩いている次第です。音楽はこれも久しぶりに鈴木重子を聴きながら…
ヴィラデスト ガーデンファーム
ココ・ファーム&ワイナリー