古典と前衛

■今週は仕事でイマジネーションを必要とするケースがいくつかあって身体と頭が別々の動きをしているようなちょっと不思議な感覚です。クリエイティヴなイマジネーションなら血が騒ぐというもの! ネットサイトには書けないことなので何のことだかわからないね(^_^) ;;;
■このところ家事が滞っていて休日はもっぱら家事従事です。今日は朝から家の掃除と片づけをした後、大型スーパーの台所用品と家庭用品の売り場でいろいろ調達を目論みました。でも、地元ではなかなか思うような物がありません。妥協して買わないこと!
■帰りに寄った書店&レンタルショップの「CDとDVDよりどり2枚2500円セール」で誰も買わないようなアイテムを買いました。CD「ナイジェル・ケネディ グレイテスト・ヒッツ」(EMI TOCE-55469)とビデオ「デビッド・コパフィールド」(IVCV-20047)です。
■ナイジェル・ケネディは「クラシック界のパンク野郎」とのことですが楽曲の本質を奏でているように思います。もし私がバイオリンの演奏を生業としているなら彼の演奏スタイルかも知れません。大切なのは奏でる人にとっての音楽です。このCD、でも、録音はもっとどうかならなかったものか! ケネディの演奏はもっともっとヴィヴィッドなはずだ。
■ビデオ「デビッド・コパフィールド」は「ハリー・ポッターと賢者の石」の主演ダニエル・ラドクリフのデビュー作とのコピーですが、このビデオは「ハリー・ポッター」がヒットしなければ日本で発売されなかったかも知れない!?と思う。でも、私にとってはディケンズの原作の貴重なドラマ化です。「BBC制作」という文脈はディケンズの評価がイギリスでいかに高いかを表しているものだといえるでしょう。VHS2巻というこの「デビッド・コパフィールド」、果たして観る時間はあるのだろうか…
■今夜は地元の音楽療法のサークルが主催するコンサートに行ってきました。作業所や音楽サークルの演奏からは自らの音楽を奏でていることが伝わってきました。価値あるコンサートでした。
■コンサートの山間部の帰り道はなぜかX-JAPANが聴きたくなってBOSEのボリュームを上げて飛ばしてきました。アテンザMTの図太いトルクで走る山間部のワインディングロードは最高だ! 今夜はX-JAPANが“古典”だと、いつになく思いました。音楽のアヴァンギャルドは「現代音楽」だと思う。武満やケージはいつ聴いても新しい。でも、聴きたくなるX-JAPAN、そしてQUEENです。古典と前衛は紙一重だと思う。どちらも非日常で、その狭間がこの時、この刹那、コンテンポラリーという“今”だと思う。

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