繭子のWeather Life

■町内の夏祭りの係なので一日中遠出はできず、祭りの準備の合間に家に戻って夏休み中の講演などの準備をしていました。前任校でストックしてきた資料は価値あるペーパーです。
■昨年度、勤務校の保護者の方からいただいた中日新聞の切り抜きを探しました。「障害児理解で事件防ぎたい」というみだしで、清泉女学院大人間学部降籏志郎教授の著書『軽度発達障害児の理解と支援』(金剛出版 2004)についてのコラムです。その記事の文面は重い。「警視庁や長野県警で、カウンセリングを通してさまざまな子どもたちを見てきた。『なぜ、こんな非行を』と考えたことも『今思えばLDだった』というケースも多いという。『障害を理解して、一人ひとりに接していれば防げた事件ばかり』と過去の事件を思い起こす。『軽度発達障害児とのかかわり方が理解されていけば、子どもたちの幸せにつながることはもちろん、現場で苦労している先生や家族が自信を持って子どもと向き合えるようになる』」 このコラムは直視しなければならない現実を示している。「知らなかった」では済まされない。発達障害者支援法はここまで読まれなければならないと私は考える。
■夏祭りでお菓子の引き換えやドリンクの販売、抽選の参加受付などをしました。私はいつしかマンウォッチングをしていました。学校でもない、会社でもない、地域のサークルでもない、自治会の行事だけどひとりひとりが社会的な肩書きぬきで家族や友だちという最小単位で参加するときに見せる姿は、素のままのその人を見ているようで親しみを感じました。天気は朝からずっと曇りで涼しくて、長丁場だったので助かりました。これも台風の影響だろうか…。今年も防災三重に加えて携帯情報サイトの登録、今年はweathernewsの天気Plusにしました。“weather”から“繭子のWeather Life”を連想してしまった。weathernewsというネーミングは優しい響きの言葉だ。

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