日別アーカイブ: 2005-07-21

コーチングのパラダイム

■夏休み早々2日続きの出張で私の机の上はきっと書類の山!
■今日はコーチングの研修でした。コーチングは発達障害の子どもへのサポートの応用の研究が始まっています。話を聴いていくとABA(応用行動分析)のファクターも多々あり。経営品質もそうだ。でも、これってみんな教育がしてきたことではないのか!? ちがうのは「言葉」だ。教育のパラダイムは自らの「言葉」の復権が課題だと思う。
■coach21のテキストで「タイプ分け」をしました。「人との関わりにおける『新しいインターフェイス』の発見。」とのこと。40項目の質問に答えて出た結果は、なんと、「プロモーター」でした。「自分のオリジナルなアイデアを大切にし、人と活気あることをするのを好むタイプです。自発的で、エネルギッシュ、好奇心も強く、楽しさこそ人生と思っています。」「未来を自由に描くことを好む」「話の展開が早く聞き手がついてこられなくなる」…ビジネスコーチという実務のパラダイムでの「タイプ分け」なので納得の結果です。ちなみに「タイプ」とは、「コントローラー」「アナライザー」「プロモーター」「サポーター」の4つです。そして、とても興味深かったのは、それぞれの「タイプ」でグルーピングしたらその瞬間にそれぞれのタイプになり切っているみんなの心理です。「プロモーター」は、もしかしたらADHDかも知れないと思いました。みんなハイテンションで意気投合してしまいました。「タイプ分け」を言い換えると「告知」かも知れません。自分の居所が見つかってほっとする心理ではないでしょうか。もちろん、この「タイプ分け」がすべてではありませんが、この「タイプ分け」で自分と他者との関係をコントロールするしたたかさは実務で有益だと思いました。
■思い返せば、学校というパラダイムを飛び出して、コミュニティーでひとりで音楽療法を始めたのは「プロモーター」の資質のなせるところだったのでしょう。すべからくべくこうなったというわけ。そんなふうに腑に落ちる「タイプ分け」でした。
■ETCとナビの取り付けでアテンザをディーラーにあずけて昨日から代車のデミオに乗っています。排気量も価格もサイズも“半分”ですが、乗ってすごくおもしろい車です。きっと、車の性格を決めるボディの哲学がアテンザと同じなのだと思います。「インテリアの質感」は他社に負けるかもしれませんが、「走る、曲がる、止まる」という車の基本的なファクターで身体が納得するというパラダイムにおいてマツダは相当高いレベルに達していると思います。私の車歴は3代目ファミリアXGがスタートでした。クイックなハンドリングと高速で沈み込むような固めのサスペンション、そしてMTです。私はあの頃のわくわくドキドキを追っているのかも知れません。それは身体が覚えていること。