小澤征爾と新日本フィル

■小澤征爾指揮新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会に行って来ました。プログラムはラフマニノフのピアノ協奏曲第3番、ベートーヴェンの交響曲第7番です。ピアノはアルカディ・ヴォロドスです。小澤征爾の音楽はヴィヴィッドです。生命力に溢れている。ラフマニノフもロマンティックだけどウェットではない。ベートーヴェンは構造的で各パートが歌っている。アンコールのウィンナ・ワルツはこれまで聴いたことがないようなテンポルバート! 小澤征爾は全身音楽なのだ。彼の感性のとらわれのなさの秘密は何なのだろう。彼の音楽は彼自身そのものだと思う。
■イルミネーションは演奏会会場の三重県総合文化センターです。三重県総合文化センターは文字通り文化の拠点として機能しています。行くたびに頭がリフレッシュします。このイルミネーションはまるでスヌーズレンです。

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