愛媛にて

20231118
明日、愛媛大学で開催される研修会の前乗りで愛媛に来ました。朝6時半に自宅を発って紅葉と昼食にねらいをつけた霧の森に着いたのは11時半でした。ナビ通りの5時間でした。道中は時折降る冷たい雨と風で車外温度計は5~7℃という表示でした。霧の森も冷たい空気に包まれていて紅葉は見頃なのに日差しは時折のぞかせるだけで人影もまばらでした。四国山地の山は雪景色でした。ところがレストランや菓子工房にいると次から次へと訪れる人たちがいました。私もそのひとりでおすすめの四季膳をいただいて芯から温まりました。

道中車で聴いたラジオ番組は「石丸謙二郎の山カフェ」でした。今日のゲストは気象予報士の猪熊隆之氏だったので楽しみにしていました。トンネルが多いので電波が途切れるのを心配していましたがなんとか全編を聴くことができました。猪熊氏はケガのため登山家を断念、気象予報士の資格を取得して山の気象情報を専門に提供する会社を立ち上げました。著書は面白く読みました。猪熊氏の登山に対する考え方は科学と経験に基づいたもので著書も今日の話も知性が感じられて好感をもちました。面白かったのは「やる気のある雲」と「やる気のない雲」という表現でした。「やる気のある雲」は上へ上へと昇って雨を降らすが「やる気のない雲」は雲海のように横に平たく拡がって天気は晴れに向かうということでした。そういえば日本にいてどうしてエレベストの天気がわかるのかというところで「雲の気持ちになったら天気がわかる」と猪熊氏が書いていたか話していたかという記憶があります。「雲の気持ち」とは主観的でいい加減な印象がありますが、でも、そうなんでしょう。いろいろなデータを前にして最終的に人が判断するときの心持ちのようなものだと思います。飛躍するようですが情緒性に通じるところがあるのではないかと思います。遠くエベレストで山に登る人たちのリスクを一身に背負うことのあまりの大きさを思う。

明日の研修会の参加者への「注意事項」はカジュアルでと冒頭にあります。私は茶系の丸首のセーターとブルージーンズ、ミッドカットの黒のトレッキングシューズにしました。セーターを着続けると汗をかくかもしれないと心配もありましたがちょうど良いくらいで車から出るときはダウンだったりコードだったりとあれこれ試すのも楽しい。こんなに寒いのだったらカリマーの白いダウンジャケットを持ってこればよかったと、そう思い巡らすも楽しい。明日の研修会の参加者への「注意事項」はカジュアルでと冒頭にあります。私は茶系の丸首のセーターとブルージーンズ、ミッドカットの黒のトレッキングシューズにしました。セーターを着続けると汗をかくかもしれないと心配もありましたがちょうど良いくらいで車から出るときはダウンだったりコードだったりとあれこれ試すのも楽しい。

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