自作マシン幾たびか

年末年始にパソコンのメンテナンスをしなくなってしばらく経ちますが、この年末に自作マシンのモニタが“NO SIGNAL”と表示されて真っ暗なままになってしまったので修理を試みました。その兆候はあったのですが騙し騙し使ってきていよいよ回復の見込みなしと判断したわけです。すぐに思いつくのはグラフィックボードの不具合です。そこそこのボードを調達したもののやっぱり真っ暗! これはいけないと小手先の修理はあきらめて今日は手持ちのパーツをかき集めて新しい?パソコンを組み立てることにしました。

構成は、AMD A10 7860K+リテールクーラー、ASRock A88M-ITX/ac、8GB RAM、玄人志向400W 80+、等です。Cドライブは旧マシンで起動音まで確認できているのでそのまま移植です。ケースはBitFenix Mini-ITX キューブケース Colossus-ITX(ブラック)でコンパクトです。組み立てはMiniにありがちなマザーボードへの細かな配線で時間が取られたものの順調に進みました。自分ではどうしようもなかったのはWindows10の認証です。「ハードウェアの大幅な変更」のため認証されず、マイクロソフトのヘルプデスクに電話することになりました。Windows7からの無償アップグレードのため新しいプロダクトキーを発行してもらって環境の移行は無事完了しました。

旧マシンは2012年夏に組み立てているので6年半稼働してくれたことになります。かといって今日組み立てたパーツは底値のとき少しずつ集めたものなのでCPUは2016年モデルです。時に動画処理に難はありますが仕事や静止画の処理には必要十分なスペックです。そういえばBANDIT 1250SAも2016年モデルです。

面白いのはマザーボードのWiFi機能です。マザーボードも2016年に購入したものでWiFiモジュールが付いていることをすっかり忘れていました。組み立てた後に黒い鉛筆のようなパーツを2本見つけてこれは何だと…取説にはWiFiモジュールの位置と配線が図示されているだけで詳しい説明はなし! 勢いで組み込んだところ無事ネットにつなぐことができました。

もうひとつ、ケースの白い帯にLEDで光るギミックが組み込まれていました。今回の組み立てで唯一新たに購入したのはこのためのSATA電源の分岐コードです。スィッチを押していくと、赤、青、緑と順に色が変わって淡く光ります。これが意外にいい。スペックは下がりましたがデータ保存と普段使いには必要十分でこの先数年は頼れそうです。

旧マシンのメモリなどまたまた新たな手持ちパーツとなったわけでいつか爆速マシンを作ってみたいと思っています。

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