日別アーカイブ: 2013-10-14

3連休の音楽と映画

映画「Shine」に続いて「アメリ」が放送されて久しぶりに観ました。意味を考えてはいけないと思わせるような映画なのに次に何が起こるかが気になって知らず知らずのうちに真剣に観てしまう不思議な作品と思っています。観たからといって何がプラスになるというものでもないと思うのに気になる映画です。普通の人たちの普通でない生活が描かれていて、だから哲学的といえる。「どうしてあなたはそうなんだ!?」「それがどうかして!?」そうした人それぞれの日常がストレートに描かれている。意味があって意味のない日常だが「詩と真実」の双方向の行き来があって密度は高い。実に面白い。

MacBook ProがクラッシュしてiTunesの音楽ライブラリーにアクセスできなくなってしばらく経ちます。ほとんどはCDとしてあるので、さて、CDで聴こうと思ってリビングのオーディオコンポの電源を入れてCDをセットしようとしたらトレイの動作がおかしい。開閉はするものの下手したらCDに傷をつけてしまいそうで断念。ということは、自宅でCDを聴くためのオーディオ機器はパソコン以外にはないということです。まさかの事態にこのThinkPad EdgeのiTunesに聴きたいCDをインポートしましたがそもそもCDが聴けないというのはなんとも情けない。とりあえずBluetoothのスピーカーに接続はしたものの何とかしないとこの先々困ることになります。この機会にリセットのつもりで考えることにしたい。インポートしたのはこの連休に調達したラン・ランとサイモン・ラトルのプロコフィエフのピアノ協奏曲第3番やキーシンが弾くショパンのバラード等々です。音楽がないのはけっこうつらいものがある。

土曜日は某市の祭りで小学生の鼓笛パレードがあって出かけました。十数年ぶりのことでしたが当時と同じ形態で行われていました。曲は増えていたものの当時私が編曲した曲はそのまま使われているようでした。引き算ばかりの編曲でしたがこうして十数年間も使われていることに少々思うことがありました