「千の風になって」の文脈

今日は緩和ケア病棟で亡くなった人の家族の会でした。そこでみんなで歌われた歌は2曲、「千の風になって」と「やさしさに包まれて」でした。死後の世界は誰も知りませんが、大切な人を亡くした人たちにとっての考え方というのか思いとして、私は四季折々の風に大切な人を身近に感じるように思っています。「千の風になって」の歌詞は言葉や国、時代によって異なる部分があるとのこと。(こちら)少なくとも大切な人の死について書かれているのでその違いはあって当たり前のことのように思います。最後にスタッフからこの選曲の文脈を聞いて私も共感するところでした。
ところで、緩和ケアを行っている病院は少なくないと思いますが、緩和ケア病棟となると県内には4か所で100床足らずしかありません。子どものホスピスは開設に向けて準備が始まったところです。本人はもちろんのこと、家族にとっても最期の大切な時間をともに過ごす所となります。男性の2人に1人が、女性の3人に1人ががんになるとのこと。もちろん、がんだけではなく、最期の時間をともにどう過ごすかという視点はもっと大事にされるべきと思います。
昨夜はiPhoneとiPadのiOS5へのアップデートをしました。iPhoneはちょうど復元の真っ最中にMacBookがシャットダウンしてしまってiPhoneそのものが起動しなくなるという最悪の事態になって慌てました。最終的に手動で「復元」をして戻りましたが音楽などのデータが膨大で要した時間は4時間余り。32GのHDDは空きが8.3Gとなって少々心もとなく、64Gの4Sの影がちらつきます。ところで、MacBookのシャットダウンの原因はACアダプターとコンセントの間をつないでいた30cmほどの延長コードでした。これは不覚!
肝心のiOS5は同じ3GSなのにiOS4の時と比べて画面の印象が一皮むけたようなクリア感と立体感があって驚きました。日本語入力も変換候補の文字が大きくなってねらった部分をしっかりタップできるようになったばかりでなく、QWERTキーそのもののミスタッチも少なくなったように思います。ソフトのアップデートで2年も前のハードが最新モデルの使い勝手になるのは驚くばかり。また、良心的だと思う。
iPadのiOSのアップデートは母艦のMacBookの電源を確保したおかげで順調に進みましたがそれでも2時間近くかかって完了となりました。こちらの使い勝手はSafariがタブ式になったことくらいで大きな変化はなさそうです。
アップデートの途中でMac OSのバージョンを最新のLionにしなければ使えない機能があることがわかって、このMacBookの処遇もいよいよ考えなくてはならなくなってきました。HDDを大容量のものに換装後、Mac OSをLeopardからSnow Leopardに、そしてLionへと順にインストールした後でWindows XPをBoot Campでインストールするという作業になります。半日では終わらないだろうな、と思う。HDDのクローン作成にも3〜4時間はかかろうというもの。一体いつになったらできるものやら・・・

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