桜、桜、桜

桜が満開になりました。この春は桜の花がいつになくきれいに見えます。私がいちばん好きな花は桜の花かも知れないと思うようになってきています。桜の花の魅力はその淡い色だと思います。このことが視覚に訴える情報発信というヒントも教えてくれます。ちょっと情緒に欠ける発想ですが…
昨夜は2つの歓送迎会に出ました。私の新しい勤務校を去るみなさんの挨拶はひとつの空間で時間とともに刻んだあゆみと文脈がつまっていて引き込まれてしまいました。今、目の前の現象だけで物事について云々することはできない。そこには必ず意味がある。文脈をイメージしないと明日は描けない。
やっとスタッドレスから夏タイヤに換えました。走り出すとボディが不規則に揺れたのでガソリンスタンドに寄って空気圧を調整しました。挙動は安定しましたが、ちょっと高めに設定しても45とは思えないアバウトな走りはアテンザが泣くというもの。この次はガチガチのタイヤにしようと思うのだ。
今日はランボルギーニ・ムルシェラゴの後につくことがあって、その官能的なスタイルとエクゾーストサウンドをしばし楽しませてくれました。団地への上り坂はほどよいワインディング・ロードで、白のムルシェラゴのドライバーはスピードを上げていました。その気持ち、わかる。スポーツカーの血統は過敏とさえ思える反応性です。車と対話をしながら走るドライバーは走る車の姿からわかります。
今夜聴いた音楽は、NHK-FMの中継ライブ、中村紘子が弾くラフマニノフのピアノ協奏曲第2番と山中千尋の「アビス」です。ラフマニノフは夕日に向かって走るアテンザのBOSEで聴いて、これはもう、酔いしれる感覚でした。山中千尋のアルバムはピアノ・トリオで、これも惹き込まれる緊張感を堪能しました。

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