月別アーカイブ: 2007年9月

地元の大学で

今日は「いっしょに遊ぼう子育てフェスタ in 松阪」に出展した地域のサークルのブース番で梅村学園三重中京大学に行っていました。私のサークルはパネル展示で、同じブロックの他のブースの手伝いもしながらいろいろ学ぶことの多い一日でした。主催は実行委員会形式で、大学、NPOなどが主体となって運営に当たっていました。大学というロケーションもとてもよくて、市民主体のリベラルな空気にあふれていました。地域力を実感して頼もしく思いました。

また、今日は、地域行政の第一線で活躍する若手公務員と午前午後にわたって情報交換したことも大きな収穫でした。道は自ら切り拓くのだと思いを新たにした次第です。
私たちのブースがある建物の入り口に大学のパンフレットが平積みになっていて、私は大学院のものをもらってきました。社会人も夜間に学ぶことができるとのこと。院生の年齢構成は20代から60代にわたってなだらかな曲線を描いています。設置分野は政策科学研究科で昨日書いた社会起業も研究対象なのでしょう。大いに関心ありです。昨日Amazonで注文した社会起業に関する書籍の発送完了メールが夕方届きました。楽しみです。

iTunesのAACファイルの音質はどの程度のものなのかについてはほどほどと思って気にしないことにしていたのですが、USBオーディオインターフェイス、SoundBLASTER DigitalMusicPXを再生で使ってみたところ、まるでちがう音で驚きました。PowerBookのオーディオ出力に直接ヘッドホンをつないだときと比べて音がクリアで厚みがあり、ダイナミックレンジも広く、また、音の分離も優れています。ノイズの多少を云々するようなレベルではない。今まで聴いていたのは何だったのかというくらいちがう。使って使ってくたびれかけたiPodのイヤホンがまるで別物のように思われる。ただ、USBオーディオインターフェイスはいつも持ち歩くには少し大きいし、1mもあるUSBコードがじゃまだ。そうそう、AACを他の圧縮ファイルと物理的に調べて比べてみるとAACの物理的特性は決していいとはいえないようです。ところが聴くといい。不思議なものだ。ファイルもコンパクトでいい。AACを選択したAppleの卓見か。今朝の朝日新聞土曜版はBOSE日本社長でした。音は人を幸せにすることができるのだ。

「クローズアップ現代」2本

ルチアーノ・パヴァロッティが亡くなった。白いハンカチで涙をぬぐいながらアリアを歌う彼の歌と姿に私は魅了されてしまいました。昨年のトリノオリンピックの開会式で彼が歌った「誰も寝てはならぬ」を思い出します。これから彼の歌を聴くたびに深く深く聴き入ってしまうにちがいありません。

今週のNHK-TV「クローズアップ現代」は私の関心度がたいへん高い内容のものが2本放送されました。

月曜日の「クローズアップ現代」は「“キレる大人”出現の謎」で、特別支援教育の視点からたいへん興味深い内容でした。20歳以上、とくに30代から50代で暴行事件で逮捕される割合が増えて来ているのだという。原因と考えられるひとつが強いストレスによって「セロトニン」という脳内物質が破壊されることとのことです。学校の教員は教育的な観点から指導支援を行いますがこのような生理学の知見が活かされることもあります。この番組を観てのいちばんの収穫は、セロトニンは運動を中心としたトレーニングで分泌を増やすことができるという医師の取り組みでした。身体をしっかり使うことは大切だとつくづく思う。

火曜日の「クローズアップ現代」は「もう刑務所には戻さない〜動き出す知的障害者支援〜」で衝撃的な内容でした。服役者のかなりのパーセンテージが知的障がいがある人たちで、IQだけを見てもボーダーの人が同じくらいいる。合わせると約半数だ。刑務所がセイフティーネットになっているという関係者の話は事態の深刻さを物語る。
このような社会問題をどう解決していくのか。「貧困や環境などの社会問題にビジネスの手法を生かして取り組む「社会起業家」と呼ばれる人々が、今、世界で注目されてる。」という特集番組がNHK-BSで3回シリーズで放送されます。ただ、ハイビジョン放送なので私は従来の放送での再放送しか観ることができませんが、これは私の関心度も高い。「一口25ドルでウガンダを救え〜貧困に挑む新融資ビジネス〜」「農村に医療バスを走らせたい〜インド・若き起業家の挑戦〜」「ホームレスが稼ぐ100万ドル〜アメリカで広がるキッチンビジネス〜」どれも興味津々です。社会的弱者と呼ばれる人たちの力を合わせてQOLの向上につながることをしたいとよく考えます。

水曜日の「クローズアップ現代」はオイルマネーが集まるドバイを取り上げていましたがこれは観ませんでした。ドバイといえば、今、私は「masafi」というドバイ産のミネラルウォーターがいちばんのお気に入りです。砂漠の砂をフィルターとして濾過された水だとか。さらりとして飲みやすい。ちょっとない水だ。ボトルは弱いけどキャップの径が少し大きくてギザギザもしっかりついていて開けやすいし飲みやすい。油も水も中東から買っているのかと思うとちょっと複雑だ。

昨日の朝、アテンザの走行距離が10万キロを超えました。2年と2か月で10万キロはちょっとない。アテンザ自身は絶好調で燃費も12キロ台半ばをキープしています。今朝の新聞には時期モデルの写真が載っていました。マツダ再生へのチャレンジ自信作第1号の現モデルに私は愛着があります。いつまで乗れるか心配ですが…

9月の日曜日のポコ・ア・ポコ

9月の日曜日のポコ・ア・ポコは9家族のみなさんに来ていただきました。私は夏の疲れが出て始まる前から少々おぼつかないところがありましたが、子どもたちが来てくれるといつもの元気が戻って密度の濃いセッションとなりました。曲の終わりの「静」をみんなで感じることの達成感はいつも素晴らしい。今日はまた初めての見学の方が4人みえました。その中にミュージック・ケアの基本を押さえた動作をされる方がみえて驚きました。かつて私が地元の療育センターでいっしょにセッションをしていた頃の流れを汲むスキルとのことで感慨深いものがありました。夏の疲れもどこかに飛んでしまいました。
この南の風のブログの引越を考えています。bloggerはGoogleが運営するワールドワイドのサービスでそれだけに価値観も様々で係わりたくないサイトもあって残念です。今、@niftyのcocologを試しています。@niftyはもう11年も使っています。インターネットが普及する前から、Windows3.1の頃から、「ニフティ・サーブ」というパソコン通信の頃からの付き合いです。南の風のホームページも@niftyで1998年の開設ですから今年で9年目になります。ブログも@niftyということになりそうです。
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9月の日曜日のポコ・ア・ポコ

9月の日曜日のポコ・ア・ポコは9家族のみなさんに来ていただきました。私は夏の疲れが出て始まる前から少々おぼつかないところがありましたが、子どもたちが来てくれるといつもの元気が戻って密度の濃いセッションとなりました。曲の終わりの「静」をみんなで感じることの達成感はいつも素晴らしい。今日はまた初めての見学の方が4人みえました。その中にミュージック・ケアの基本を押さえた動作をされる方がみえて驚きました。かつて私が地元の療育センターでいっしょにセッションをしていた頃の流れを汲むスキルとのことで感慨深いものがありました。夏の疲れもどこかに飛んでしまいました。

この南の風のブログの引越を考えています。bloggerはGoogleが運営するワールドワイドのサービスでそれだけに価値観も様々で係わりたくないサイトもあって残念です。今、@niftyのcocologを試しています。@niftyはもう11年も使っています。インターネットが普及する前から、Windows3.1の頃から、「ニフティ・サーブ」というパソコン通信の頃からの付き合いです。南の風のホームページも@niftyで1998年の開設ですから今年で9年目になります。ブログも@niftyということになりそうです。

魚屋と野菜の直売所

朝の空気に涼しさを感じるようになってきました。しばらく雨が続くとのことですが蒸し暑い(×_×);;;

木曜日、知人から自宅の畑で採れたゴーヤをいただいてその新鮮な色つやにしばし見とれてしまいました。夕飯に使おうかと思いましたが、夜のNHK-TV「今日の料理」はゴーヤ料理の特集です。これを観てからでも遅くはないとゴーヤを冷蔵庫に入れておきました。「今日の料理」の講師は陳健一で、四川風ゴーヤ料理の味をあれこれと想像しているうちに終わってしまいました。私はゴーヤ初心者なのでチャンプルーから始めることにしました。今日、ぶた肉と豆腐を入れて作ってみましたが、作りかけてみると炒める順序に疑問を感じたり塩がなかったりと、素材そのものがしっくりなじまないものになってしまいました。でもゴーヤは体によさそうで、これは再チャレンジです。

今日は伊勢で魚屋に行ってなつかしいやら新鮮やらで見入ってしまいました。平たい冷蔵庫に敷かれた氷の上に魚が一皿いくらで並べてあって、その皿が陶器で驚きました。その横では二人の男の人が魚を捌いていて魚屋然とした空間です。かなり広い店で、駐車場もないのによくはやっているとのこと。地方都市で魚屋が魚屋としてそうして存在していることにほっとするものを感じました。

あと、スーパーの一角に設けられている地元の農家から生産者の名前入りで作物が並べられている売り場の活気にも注目してしまい、私の目はいつしかリサーチのそれになっていました。新鮮で安い。見ているとよく売れる。多種少数生産で農家が値段と出荷先の直売所を決めて成功している大分県大山町を思い出しました。伊勢の市場では取り扱う農作物の量がかなり減ってしまったと聞きました。農作物の流通はいつしか大きく変わっていました。変化への対応もたいへんだと思いますが、今日見た「直売所」は魅力的でした。

この夏休みの音楽療法のセッションは依頼で6回、体験研修を1回行いました。気づいたのはバチの毛糸の帽子やカップ、ビニール袋の傷みです。今日は新しい袋を調達に行ったのですが、素材の厚さが0.01mmのものしかなくて、たぶん、今使っているものと同じでちょっと頼りないように思います。でも、新調はしなければならないので1ロール購入しました。1ロールで2000枚とのこと。明日のセッションには間に合いませんが、この秋の間にカップの制作もしたいと考えています。