新学期の日曜日のポコ・ア・ポコ

■新学期の1週間が終わりました。桜はずっと咲き続けてくれています。ドーム屋根の食堂をバックにムスカリと咲く桜のなんときれいなこと! この食堂で私は検食をします。ひとりで食べるとおいしさも半減ですが、その後の摂食指導は子どもたちと毎日過ごすことができる私の大切な時間です。給食の時しかいっしょにいないのに私といることを確かめる子どもの眼差しのなんと愛おしいこと!
■新年度の日曜日のポコ・ア・ポコは15家族のみなさまに来ていただきました。前任校の子どもたちと会うのも修了式の日以来で、とてもなつかしくうれしく思いました。大勢のセッションでしたがみなさん集中してくださって充実した1時間でした。私もひとりひとりの子どもがよく見えているように感じました。アリサシリーズで動作を間違えましたが誰も動じなくてびっくり感動です。今日はいつになくみんなみんな大きく成長して見えました。5月のポコ・ア・ポコが今から楽しみです。
■5月のポコ・ア・ポコの日は午前中に音楽療法の研修会を行います。音楽療法だけでなく自閉症のサポートと感覚統合を軸に考える子どもの発達と心です。加えて精神医療の分野にも踏み込む内容を考えています。参加のみなさんといっしょに考えていきたい、私にとって新たなチャレンジです。
■昨日土曜日に休日出勤してその帰り、鈴鹿に寄ろうとナビの通り走ったら知らないところばかりでした。途中、聖母の家の表示があって寄りました。いつか参観したいと思いました。私立の養護学校という文脈、博愛の精神に私は惹かれるのだ。
■ポコ・ア・ポコの帰りにパソコンショップに寄ってノートサイズのキーボードを調達しました。トラックパッドとパームレストが付いてまるでノートパソコンのキーボードそのままという不思議な代物です。勤務校の私のデスクトップに使います。いわゆるフルサイズのキーボードだとミスタッチばかりで、これを「ノート病」というらしい。ミニサイズのキーボードだと机も広く使えます。
■この桜の写真はFinePix4800Zで撮りました。明度と色調をいじろうとしたら画像が荒れてしまいます。そうか、FinePixの画像はアンタッチャブルだった。
■桜の花を見て聴きたくなるのは「さくら横丁」です。加藤周一の詩も中田喜直の曲も伊藤京子の歌も私の心をゆさぶる。音楽の力はすごいものだ。1日の仕事を終えて弾く夜の音楽室のピアノは私そのものです。しばらくバッハを練習します。今夜はマルタ・アルゲリッチのバッハ「イギリス組曲第2番イ短調BMV807」を聴いています。グールドとスタイルはちがっても文脈は同じだと思う

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