『100万回生きたねこ』

■昨夜は新任校の、今夜は前任校の歓送迎会がありました。ひとりひとりの転任新任の言葉を聴く度に、学校はマンパワーだと思い知りました。
■今夜、歓送迎会までに少し時間があったので会場近くの書店に入りました。入り口すぐ横に絵本のコーナーがあって、『100万回生きたねこ』(佐野洋子 講談社 1977)が目に入って買いました。その前、伊勢に向かう電車の中で、私は大瀬敏昭さんの『輝け!いのちの授業』(小学館 2004)を読んでいました。がんの「転移再発、死の恐怖との闘い…その恐怖と絶望の淵に沈んだ私を救ってくれたものは『絵本』であった。なかでも『わすれられない おくりもの』、『100万回生きたねこ』、『1000の風、1000のチェロ』、『ポケットのなかのプレゼント』などの絵本は、私にとって生きる希望と勇気を与えてくれた。それとともに、闘病生活は、新たな学校づくりのヒントをも与えてくれたのである。」 そう、『100万回生きたねこ』はいつも勤務校の図書室で読んでいて自分の本を持っていなかったと気づきました。この絵本は愛することと生きることの真実を教えてくれたように思っています。
■目眩くピアノが聴きたくて、家に帰ってマルタ・アルゲリッチのシューマンを聴いています。

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