ATACカンファレンス2001に来ています

■京都で書いています。25日までの3日間、ATAC(エイタック)カンファレンス2001に来ています。ATACとはAssistive Technology & Augumentative Communicationの略で、障害がある人たちへのAT(支援技術)とAAC(コミュニケーション技法)についてのセミナーです。会場は国立京都国際会館です。
■約60のセミナーから自由に選んで参加する形態です。開会の挨拶もなければ各セミナーの司会もなし、会場に講師が来て自分で始めて終わるという運営です。質問はどこでしてもいいし、昼食時間もセミナーが続くのでサンドイッチなどを食べながらの参加もOKです。参加者は管理されているという感じが全然しません。参加者の意志が尊重され任されています。それが、かえってモチベーションを上げています。こんな研修会は初めてで驚きながらもすごく心地いいのです。
■どのセミナーも1時間という枠をいっぱい使ってすごい情報量です。自己決定という理念に裏付けられた支援技術とコミュニケーション技法は具体的かつ明解で、明日明後日と続くセミナーが楽しみです。
■2つのセミナーでアメリカとノルウェーの自己決定についてその徹底ぶりを聴くことができました。小さな頃から選択肢から自分で選ぶというトレーニングを続けてきた人は自然に自己決定の力が身についているとのこと。“語るべき自分”も“守るべき自分”もあるということです。ひとり、ということもまた強く意識されているとのこと。
■夜は一緒に来た4人で京都駅に行きました。クリスマスデコレーションがほんとにきれいで、カップルが写真を撮りあっている中、男4人が輝くツリーの前で記念撮影をしました。写真は京都駅ビルのデコレーションです。

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