FUJIFILM X-Pro3

年末26日にブラックのボディが届きました。DRかと迷いましたが最後はシックなブラックにしました。地域的に現物に触れる機会はなくネットの情報でだいたいのところは分かっていたと思っていましたが聞きしに勝る異端モノでした。背面のモニターは繰り出さないと見えないのは心の準備ができいました。ところがファインダーは電源をオンにしたときOVF(光学ファインダー)がデフォルトだったのには戸惑いました。デジタルカメラなのに光学ファインダーから立ち上がるのかと! 合焦はシャッター半押しで光学ファインダーの中の四角形の縁が緑に変わって音が出ないのです。合焦時の音はたぶん設定で出るようになると思うのですが工場出荷時は無音がデフォルトなわけです。よくこんなカメラを売ろうという気になったものだと半ば呆れてしまいました。しかし、触れている間にその異端ぶりに何ら違和感がなくなってきたのです。小学校から高校にかけてフィルムの二眼レフを使って馴染んできたゆえかも知れませんがノスタルジーとはちがった馴染み方がX-Pro3にはあります。面白いものです。「X-Pro3でなければ撮れない写真がある」と言われたらきっと信じてしまいます。このカメラにお似合いのレンズを手持ちから選ぶと単焦点のXF23mm F2ということになります。早速着けてみると意外や意外、X-E3に着けるよりもレンズが大きく見えてボディがほどよくコンパクトに感じられます。ボディに手振れ補正がないのでレンズは手振れ補正付がいいかもと思いましたがそれは潔いとは言えないと妙にストイックなことを考えました。何はともあれこの-Pro3をたすき掛けにして町を歩きたいと思っています。ちなみに発売日は2019年11月28日のようです。

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