サイモン&ガーファンクル*NYセントラルパーク・コンサート

大学の集中講義は昨日で一旦終了してほっと一息という今日は出勤したものの残っていた夏季休暇を取ってすぐ帰ってきました。昼まで来週から始まる後期の講義の準備をして午後はサイモンとガーファンクルのセントラルパークのコンサートのDVDを観ながらキーボードを叩いていました。とても贅沢な時間を過ごしたわけです。

このDVDは思い立ってフリマサイトで調達したものです。その思い立ってというのは、先月亡くなったローリングストーンズのドラマー、チャーリー・ワッツを悼む朝日新聞の記事のあるフレーズからスティーブ・ガッドのドラムが思い出されて無性に聴きたくなったからです。
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彼(チャーリー・ワッツ)が独特だったのは、ほんの気持ち、わずかにリズムを遅らせること。それがバンドの絶妙なスイング感、グルーブ感を生んでいた。
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そこからなぜスティーブ・ガッドにつながったのか。それは、サイモンとガーファンクルがニューヨーク・セントラルパークで行った再編コンサートのテレビ放送を観て彼のドラムに惹きつけられた記憶が甦ったことによります。当時のことですからドラムが時間の刻み、音楽の流れを「すべて」決めているのにあまりにも自然体で悠々とした音の完璧なコントロールにほんとに魅了されました。

セントラルパークの再編コンサートは1981年9月19日、今からちょうど40年前のことです。その魅力はドラムだけでなくサイモンとガーファンクルはもちろん、バックもホーンセクションも素晴らしい。音、録音も然り。アナログの完成したひとつの姿だと思う。今聴いてもその音も音楽も全く色褪せていない。ノスタルジーに浸るなどとんでもないこと。現在進行形の躍動した音楽だ。今、ステップワゴンのオーディオが取り外してあってドライブしながら聴けないのが残念です。

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