ジョン・ルイスのバッハ、幾たびか

バッハのゴールトベルク変奏曲のパート2のCDを見つけて購入しました。パート1は持っていて愛聴盤ですがパート2は知りませんでした。ジョン・ルイスが弾くバッハは穏やかな印象ですが私にはたいへんスリリングに聴こえます。どこまでも穏やかで抑制された印象ですが彼の音一つひとつは大胆かつ絶妙なコントロールのなかで音楽が奏でられている。何度聴いても私を飽きさせない。夜、ベッドでよく聴くのはジョン・ルイスの平均律です。弦やギター、コントラバスが入って実に瀟洒な演奏です。きっとたくさんの人がこの演奏について語っていると思いますが、ギタリストの鈴木大介氏のブログの記述にうなずいてしまいます。私はジョン・ルイスの平均律4枚をひとつのプレイリストに全部つなげて3時間50分というロングプレイをベッドで楽しんでいます。あまり聴き入ってしまうとなかなか寝付けない。

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