日別アーカイブ: 2018-09-20

信州ツーリング

3連休の2日間は信州にツーリングでした。1日目は伊勢道‐東名阪道‐中央道‐ビーナスラインと走って美ヶ原高原まで行きました。夜は安曇野の知人宅に泊めてもらって2日目は高ボッチ高原に行って帰ってきました。四半世紀ぶりにバイク、しかも大型に乗ってようやく1,000kmの初回点検を終えたばかりの私にとっては難易度の高いコースでした。高速道路は大型ならではの安定した走りでしたが、高ボッチ高原スカイラインのとりわけ崖の湯温泉経由のコースは狭く荒れた片側崖っぷちの道でとにかく慎重を心がけました。「スカイライン」のネーミングを疑ってしまいました。ツーリングは雨でも決行のつもりでしたが雨だったら絶対に走りたくない道でした。そう、2日とも天気は朝方の朝から劇的に回復しました。久しぶりの青空と白い雲がまぶしくきれいでした。高ボッチ高原の頂上からは富士山を望むことができました。(アイキャッチ画像は美ヶ原高原の空です)

2日で約800kmを走って学んだこと気づいたことがありました。そのひとつがバイクのリハビリ効果のような作用です。バイクは両手両脚だけでなく体幹を軸とした身体全体の調整や平衡感覚、危険回避の判断等々、全身全霊を傾けて乗るのできっとくたくたに疲れるだろうと思っていました。ところが、1日目を終わったところでスロットルの調整を続けた右手だけは疲労感があったものの前日までの腰の痛みや首の違和感などは全部きれいに消えていて驚きました。2日目も然り。そして、まるで別人になったかのような爽快感は今も続いています。

もうひとつ、BANDIT 1250SAの給油のタイミングのわかりにくさについて考えました。燃費は約20km/lでバイクのサイズからすると決して悪くはないのですが、燃料計の5つのドットの表示が残り2つから1つになったとたんに給油マークの点滅が始まってあとどのくらい走れるのだろうと落ち着かなくなります。そのタイミングで給油すると約13リットル入ります。タンクの容量は19リットルなので6リットルの残量になったときに表示の点滅が始まっているわけです。そこから残2リットルまで走るとプラス80km走れるはずですがどうも気が気でない。250km余走ったところで給油することになります。今回の同行は、KAWASAKI ZRX1200 DAEGとBMW K1600GTLの2台で、とりわけBMWは満タンで450km走れることに加えて平均燃費や走行可能距離がリアルタイムで表示されるので気持ちは余裕があるようです。(帰宅後取説で確かめるとドット1つになった時点で残5.5l、ドットが全部消えた時点で残1.5lとのこと)

安曇野は魅力的なところでした。3,000m級の山々を望んで田畑が広がり、晴れの日も雨の日も霧の日も穏やかな時間の流れがあるように思いました。退職後に居を移す人が少なくないのもわかるように思いました。