東京、その後

このGWは東京へ。合間を見つけて秋葉原の電気街をいつもよりちょっと奥まで見て回ることができました。店も然ることながらマンウォッチングにも興味津々のひとときでした。電気店やフリマに老若男女が懸命になる様は個々様々な日常を文字通り目の当たりにすることでした。そして、そこにはあるルールがさり気なく、しかし、厳然と守られているように思いました。個人の興味や生きる流儀といったものは互いに守られなければならないというルールでしょうか。新宿や渋谷ともちがう、また、満員電車やオフィス街では感じられない不思議な空気感でした。昭和の品々も懐かしく思いました。また、東京では電車が車内灯を消して運行していて、そういえば子どもの頃の国鉄はこんな感じだったと思い出しました。そもそも昼間は車内灯を点けていなかった。夜は点灯するといっても丸い車内灯がボーッと照らすだけでした。子どもの頃の記憶がよみがえってきました。
往路は夜走ったので渋滞知らずでしたが帰路は8時間かかりました。オデッセイに8時間乗ってインプレッサに乗り替えるとそのちがいは歴然。車を操っているという実感が湧いてくる。そういえばインプレッサに乗るようになって音楽を聴かずに走る時間が増えました。ノーマルエンジンでしかもATなのに面白い。シフトプログラムは疑問ですが、その分MTモードでシフトするもの却って面白く感じるところがまた面白い。HDDにCDから録音したいところですがしばらくはエンジン音がいちばんのサウンドか。インプレッサで行きたいところはやっぱり八ヶ岳高原です。
そんなこんなで、今日は本のバーゲンで山崎憲治『新ニッポンの外車生活』(ネコ・パブリッシング 2006)を入手して、その面白さに一気読みでした。出来過ぎた話といってしまうとそこまで。車にはロマンがある。乗って走って操って面白い車をなくさないようにしてほしいとたくさんの人が願っているはず。

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