ギター伴奏の「美しき水車屋の娘」

私が大学のとき夢中になって聴いた演奏です。歌はペーター・シュライヤー、ギターはコンラート・ラゴスニックです。FM放送で初めて聴いて大阪でのコンサートに行きました。そのときの放送は1980年のザルツブルク音楽祭の録音だったようです。コンサートは夢見心地で魅了されました。レコードも買いました。そして、今日、CDが届きました。調べるとiTunesStoreにもありましたがずっと見つけられませんでした。もう30年も前の録音ですが瑞々しさと感動は今なお新しい。当時の音楽雑誌に「この演奏を聴くともともとギター伴奏で作曲されたのではないかと思える」とあったことを覚えています。ラズコニックが学究派であることも。シューベルトの頃のことはあまり知りませんが、ギターやリュートがいちばん普及していたのではないかと思います。「美しき水車屋の娘」もリュートの伴奏で歌われていたかも知れない。それはシューベルトの歌曲だからこそで、シューマンはちがうかなとも思います。私はどちらも好きですが。

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