ショパンのワルツの楽譜

このブログのデザインは“いかにも”という印象で敬遠していたのですが、よく見ると、この楽譜はショパンのワルツ ホ短調(Waltz In E Minor Opus Posth. Kk4A No.15)でした。アリス=紗良・オットがオルビスのCMで弾いている曲です。なぜか「はたらけ、くちびる!」とか。アリス=紗良・オットのショパンワルツ集では遺稿ということもあってか18番目に収録されていて、次の19番目のイ短調(Waltz In A Minor Opus Posth. Kk4B No.11 – Allegretto)へと続く曲想のつながりがショパンの達した音楽芸術の高みを表しているようで私はとくに感じ入って聴いています。ショパン生誕200年の今年、ショパンとは縁遠いかと思っていましたがこんなところに伏線があって、子どもの頃に好きだったワルツと再び向き合うことになろうとは少なからず驚きです。早速、ショパンのワルツ集の楽譜を実家から持ってきたのですが、今の版よりも曲数が少ないことに気がつきました。今の版が1200円、私の版は350円です。たぶん、30年くらい前の版か。
楽譜といえば、京都府宇治市の老舗のお茶屋さん、中村藤吉本店のカフェの障子紙はベートーヴェンの交響曲のスコアが「すかし」で入っていて、たぶん第6番「田園」だと思います。茶そばもよかったけどそんな障子紙を使うことになったいきさつはどんなだったのだろうと思いを巡らせもしました。
しばらくこのブログのデザインでいきます。

ショパンのワルツの楽譜” に1件のフィードバックがあります

  1. hiroko

    「北海道にいる間ずっと鳴っていた!」と、帰宅するなりショパンのワルツを求める昨夜の息子でした。楽譜をひっぱりだし「これだ♪」と。
    普段、オーケストラにばかり浸る息子、しかもピアノに夢中で向うなど10年ぶりの光景でした♪
    今朝は、この記事を読ませて頂き、9/2に書いておられる記事にも深く頷きつつ登校してゆきました。
    フルートを肩にかけ愛車に乗り、5kmの通学路です。

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