日別アーカイブ: 2009-02-13

子どもはどこにいても子ども

教育をアカデミックに語る環境に身をおくようになって1年になろうとしています。午後から医療スタッフとミーティングをして高度医療の第一線を肌で感じる時間がありました。そこで教育が応えるべきこと、それは多分にパラダイムシフトへの踏み出しなくしては語れないと思っています。子どもはどこにいても子ども。子どもたちの笑顔のために尽くしたいとあらてめて思う。映画「紅の豚」の空賊マンマユート団の頭がペンキ代を払えなくてマテリアルのままの船尾を見て「志を大きく持て」と腕組みをして言うシーンをまた思い浮かべてしまう。「ぼーっと見る」「漂う」(荒瀬 2007)いつもそこから始めよう。何回でも始めよう。
一日中走り回っていた今日、昼前に出張から戻ろうとすると前の駐車場でガンメタのインプレッサが私の前をゆっくり横切って白線の中に止まりました。あれ?まさか…と思っていたらインプレッサから降りて来たのはまさかの彼でした。1世代前のスポーツワゴンWRXで、ボンネットの大きなエアインテークと40?の扁平タイヤ、4本出しのマフラー、そして、心が踊るエクゾースト。なんと楽しい車に乗り換えたのだろう。50半ばにしてこの車! ここのところの疲れが一気に吹き飛ぶひとときでした。しかし、車の話もそこそこに仕事の打ち合わせを始めて小1時間、芝のやわらかな緑が続く美術館のアプローチでいつもの熱い話となりました。教育は人だとしみじみ思いました。