冬本番

■11日日曜日、12月のポコ・ア・ポコをしました。11家族のみなさんに来ていただきました。この日も午前中は出勤という慌ただしい毎日でしたので、ポコ・ア・ポコはほっとする空間でした。動と静のコンビネーションがいつになく心地よかったです。サンタさんは来年呼ぶことにします。
■この日は帰ってアテンザのタイヤをスタッドレスに換えました。タイヤはYOKOHAMAのiceGUARDでサイズは215/45R17、雪がない路面ではソフトで静か、ハンドルにはそれなりにクイックに反応するけどアクセルのオンオフにはまるで鈍感になってしまいました。でも、さすがに雪には強く、昨日の大雪をものともせず走ることができました。昨日、鈴鹿と四日市は20cmくらいの積雪があって、至る所でノーマルタイヤの車がスタックする中、MTなので下り坂も不安がありませんでした。松阪から四日市まで7時間半もかかってしまいましたが…とんでもない誕生日でした。7スポークのグレーのアルミホイールはそれなりに凄みがあってちょっとあやしい雰囲気です。「となりに止めたくない」と言われました。あと、5mmのスペーサーを入れてオフセットを+43にする予定で、ますます「となりに止めたくない」車になりそうです。
■18日日曜日はオペラ「ヘンゼルとグレーテル」に行きました。この前オペラに行ったのはいつのことだったのか思い出せないくらい久しぶりでした。オペラは最前列で観る!とは私のセオリー、オーケストラピットのすぐ前の席に座りました。
■オーケストラピットといっても、指揮者、シンセサイザー、パーカッションの5人と譜めくりの2人だけ。シンセサーザーはヤマハのSTAGEAでした。この演奏が素晴らしくて私は聴き入ってしまいました。音だけはオーケストラに聴き替えてましたけどね…このことは自分でも不思議でした。管パートのアーテキュレーションはとりわけ抜群で、STAGEAはこんな使い方も想定して開発されたのだろうか…だとしたらヤマハのプロデュースはすごい。STAGEAの奏者の音楽性はもちろん素晴らしい。1幕と2幕は右スピーカーの電源が入らなくて物足りない音でしたが、私はオーケストラに聴き替えながら音楽を堪能しました。
■「ヘンゼルとグレーテル」は日本語上演で、聴き取れない歌手は何語で歌っても聴き取れないものですが、主役は実力十分でほんとに楽しむことができました。主役は私の知人で、こんな時間を持ち合わせていることにただただ感動です。私もまた奏でたいと思いました。非日常の空間を持ちたいと思いました。非日常と日常はいつも同じ刹那にあるのだけど、私は器用じゃない。非日常だけの時間を持ちたい。
■この土日はフィギュアスケートグランプリフィナーレ2005も堪能しました。浅田真央が滑る度に成長する姿がいい。彼女のフリーはチャイコフスキーの「くるみ割人形」でした。今までにない「くるみ割人形」を聴かせてくれたのは彼女の舞です。身体で表現することの力を教えてくれました。安藤美姫のフリーの音楽はジャズナンバー「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」で、ヴァイオリン・ソロが私をただ事では済まない時間に誘う。エキシビションはフィギュアスケートならではの+αの楽しみです。でも、規定のプログラムがあってこそエキシビションが映えるのだと思います。
■「情熱大陸」は花屋・東信で、またまた血が騒ぎました。彼の文脈は「どう反応するか」…緻密で濃密な時間がありました。心騒ぐ時間こそ次の扉を開くのだ。
■今日はNHT-TVで「デザインルームの6か月~伊・スーパーカー誕生」があってとりあえずHDDに録画しました。観て驚きました。フェラーリ・ロッサのデザインはピニンファリーナで、日本人デザイナーの作品でした。彼、岡山清行はピニンファリーナのチーフデザイナーなのだろうか…信じるのは自分の才能だけ、妥協はしない。今年の彼の作品はジュネーブのオートショーで最優秀を獲ったとのこと。コンセプトを貫く彼の姿は孤独だが気高い。番組で登場するトリノの車たちの姿と音、そして、バックの音楽が私を惹き付けました。明日はアテンザでアンドレア・ボチェッリの歌を聴きます。

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