音楽運動療法で医学博士号

■音楽運動療法開発の野田燎さんが医学博士号を授与されることになりました。野田燎さんは大阪芸術大学教授で音楽家です。音楽家への医学博士号授与は珍しく、音楽運動療法での医学博士号も初めてです。これは画期的なことです。トランポリンでクライエントの体を揺さぶりながら生演奏を奏でて脳を刺激する治療、その音楽運動療法がEBM(Evidence Based Medecine)と認められたということととらえています。私は野田燎さんの模擬セッションを体験してそのパワーを実感しています。トランポリンの上下動に音楽が組み合わさったとき世界が一変しました。音楽のパワーはすごいものがあります。音楽にできることはもっともっとある、そう思います。私が音楽療法に一歩を踏み出したのは野田燎さんの音楽療法を取り上げたNHKの番組「トモくんがしゃべった~音楽運動療法の挑戦~」が大きなはずみでした。
■月曜日は海辺の小学校に1日出張をしていました。時ならぬ雷鳴と俄雨に灰色の空を見上げました。曇り空でしたが空は広くてすがすがしい気持ちになりました。そこに毎日がある子どもたちのなんと生き生きとした笑顔! なんとしても守りたいものがそこにもありました。
■勤務校の文化祭(11月13日土曜日)で私のクラスはブラックシアターをすることになりました。ナレーションと音楽の編集はやっぱりパソコン頼みです。録音はMDです。テープの編集で悪戦苦闘していた頃がうそのようです。デジタルのパラダイムは画像と音響に文字通り革新的な変化をもたらしています。ポコ・ア・ポコの音楽もデジタルプレーヤーを使おうかとあれこれ品定めをしています。
■夜、探し物をしていて見つけたMDを聴いてみたらプロコフィエフの「ロミオとジュリエット」でした。これも秋の音楽と思いました。

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