夕焼けに幸せを感じて

■7月の日曜日のポコ・ア・ポコは19家族のみなさんに来ていただきました。大勢でしたがとても落ち着いた空間で、いつもよりゆったりと長めのセッションとなりました。子どもたちもみなさんも参加のかたちはそれぞれでポコ・ア・ポコの空間にいっしょにいてくれることを嬉しく思っています。でも、みんな、こんなにいい子でいいの? がんばり過ぎてないの? そんなこともふと思いました。
■金曜日、日曜日のポコ・ア・ポコを前にグッズの点検をしようと車から全部降ろしました。そもそもFFのワゴンのリアオーバーハングに荷重がかかる使い方は酷なものだ。荷室がからっぽになったらなんと軽く走ることか! 加速は速いしブレーキもよく効く。コーナリングは車との一体感があります。ミッションも2-3は手動でシフトして引っ張る。4,000~5,000rpmオーバーのエンジンの音が心地いい。フィールダー購入のときディーラーでマネージャーをしている友人からMTにしないのか?と言われた。そうしておけばよかったと今頃しみじみ思うのだ。次の車は操って楽しいスポーツカーにしたいもの。NHKの「プロジェクトX」でマツダのル・マン総合優勝のときのメカニックがマシンのエクゾーストノイズを「ミュージック」と言っていたことを時々思い出します。
■土曜日にNHK-ETVで「土曜フォーラム」「ともに学びともに育つ~『軽度発達障害』の子どもたちの教育~」が放送されました。文部科学省特別支援教育課柘植雅義さんは国立特殊教育総合研究所の研修で指導してもらって懐かしく思いました。彼が最後に言った言葉は私がいつも話していることで意を得たりの感があります。「いよいよ特別支援教育が全国で始動していきます。それを期待して待っているだけでなく、外野から見ているのではなくて、みなさんにできることは何かということを考えていただいて、できるところから具体的に行動していただくと、みなさんのお住まいの地域の特別支援教育はより早くより質の高いステージに達するのではないかな、と思います。」地方分権ではなく地方主権という発想、ひとりひとりが動かなければ道は切り開けないと思うのだ。新宿区柏木小学校教諭井上薫さんの言葉も現場の声として共感するものがたくさんありました。
■夕焼けを久しぶりに見ました。綿菓子をちぎったような雲が夕陽にあかく染まって、でも、空は青くて、鮮やかなきれいな空の色でした。見ているとなぜか幸せな気持ちになっていました。

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