新緑が目にやさしいこの頃

■週末に久しぶりにトマトソースを作りました。オリーブオイルの量とか煮込む時間とか、計量カップや時計に頼る“量的評価”でなくで、自分の感覚が頼みの“質的評価”で作りました。たぶん、これまででいちばんいい出来だと思います。最後にバジルを入れたとき、パッと広がった香りは今までにないものでした。これでオリーブオイルの金色の輝きがあったらいうことないのですが、そこがむずかしい。
■アストラ・ピアソラを聴いています。先日、ピアソラを鍵盤ハーモニカで演奏するという話を聞いてまたまたピアソラを聴きたくなったわけです。そんなことで話は鍵盤ハーモニカになります。鍵盤ハーモニカといえば小学校の低学年で使う楽器です。でも、この楽器はただものではありません。山下達郎が使っているというと説得力があるでしょうか…山下達郎は『On The Street Corner』のアカペラに鍵盤ハーモニカを加えています。ピアニカ前田はピアニカ・プレーヤーです。戦場となって荒廃した国や地域の子どもたちに音楽をと鍵盤ハーモニカを持って世界を回る日本人もいます。私といえば、グランドピアノの上に鍵盤ハーモニカを置いて長いホースで吹いて右手で弾いて、カッチーニの『アヴェ・マリア』の伴奏を左手で弾いてみました。負ける! グランドピアノに音そのもので負ける。表現力で負ける。PAを使えばなんとかなるかな?音量は!
■この頃日曜日のポコ・ア・ポコのことが気になって落ち着かない毎日です。次の日曜日に迫りました。新曲やグッズの準備、そして、ご案内のプリントを今頃しています。あと、当日の説明のプリントなどはこれからです。気をもむことばかりですが、楽しみな準備はグッズ入れの布袋かな。ミシンで縫って紐を通すだけなんですが、パステルカラーの色合いがどんな感じになるのか、それが楽しみなのです。そうそう、メルヘン・クーゲルの音はやっぱり大きいように思います。耳元でひとりだけに聴こえたらいいのだからもっと小さなサイズで音も小さい方がより不思議な印象となるように思います。これもやってみないとわからないことですけどね。
■新緑が目にやさしいこの季節、勤務校の重度心身障害の子どもたちにとってはしんどい季節です。小学部の1割の子たちが入院しています。そんな中、ひとりひとりのQOLをどう高めていくか、それが私の課題です。

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