うーん、と唸るあれこれ

■この頃、仕事でEOS D30を使っています。画像は情報たっぷりなデータでうーんと唸ってしまいます。そしてボケがすごくきれいだ。レンズは今のところEF50mmF1.4とEF20~35mmF3.5~4.5を使っています。当然ながら単焦点の方がきれいです。といっても、いちばん気になるのはブレです。カメラブレも被写体ブレもあります。室内でノーストロボで撮るからシャッタースピードは1/60~1/15だ。手持ちだからブレない方がおかしい。パソコンのモニタでピクセル等倍で見ると、あー、なんだこれは(>_<)というブレ! 銀塩でもブレていたはずだがそんな見方をしないから少々ブレていても気にならなかっただけかも… ISは広角~中望遠の単焦点や超広角にも搭載するべきだと思います。仕事では大判に伸ばすこともないのでブレにそう気をつかうこともないのですが、ISOを抑えながらもできるだけ速いシャッターを使いたい。ボケもきれいだから。となると明るい広角単焦点レンズがいい。D30は300万画素ということもあって解像感はいまひとつですが情報たっぷりなデータだからこそ「作品」を創ることができるし、ほどほどのデータ・サイズなので取り回しもストレスがありません。コダクローム・ライクな画像はメモカメラとしてもおもしろい! というわけで最新型が買えない私はD30を使い続けています。とにかくお金がかからないしね! 一眼レフ故の操作感もマニアックでいい!
■マニアックといえばグランド・ピアノもそうだ。デジタル・ピアノもハンマーアクションならとても弾きやすい。よく調整されたグランド・ピアノが弾きにくいと感じることがあります。だけど、それはグランド・ピアノの表現のキャパシティーを活かしきれない指になってしまっているだけだ。そんな時、グランド・ピアノで基礎練習をすると指から腕の神経やら筋肉がピシピシと音を立てて頭カーッと熱くなって覚醒水準がパッと上がる感じになる。デジピを弾いても断然ちがう! 音の立ち上がりや強弱のバラつきが格段に減っているしリズムも正確だ。和音の各音のバランスもとりやすい。ここ2日、仕事でグランド・ピアノを弾くことがあってまたまたうーんと唸ってしまった次第!
■アンドリュー・ロイド・ウェッバーの『CATS』のビデオを久しぶりにみました。ロンドン・オリジナル・キャスト版で、私はニューヨーク版の方が好みなのですが、ロンドン版は『CATS』の“原形”がきけるところがいい。アメリカのアートは原形+αの部分、付加価値の付け方がうまい。ときにそれは商業的になり過ぎるが素材が輝きを増すことは事実だ。それはそれとして、アンドリュー・ロイド・ウェッバーの音楽はやっぱりすごい! 音楽が物語っている。彼の「モード」があるのだ。彼の語り口調がある。だが、彼ののイマジネーションをかきたてたのはエリオットの詩だ。うーん、こんなところにイギリスの時間の流れの長さを感じてしまいます。
■メガネを作りました。10年くらい前のデザインの大きなレンズのセル・フレームです。レンズが大きいと視野が広いので楽です。デザインの古さはかえって新鮮です。色は茶系。やっぱりこれだな…うーん!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です