サイレンサー交換後の実走

サイレンサーを交換したBANDIT1250SAで走りました。音は予想通りの低く太く鼓動のはっきりしたもので回転を上げると咆哮のように聞こえました。ミュージックと呼ぶにはもっと回転を上げないとその領域に達しないように思いましたがいい音でした。もっと驚いたのはバイクの挙動がよくわかるようになって軽く感じられたことです。挙動については音の情報も大きいのですが、軽く、というのはサイレンサーそのものの重量が約半分になったこと、そして、パワーがカタログ上で13ps上がったことの効果だと思います。260kgのBANDIT1250SAに舞うような印象が加わりました。大型トラックなどとすれ違ったときの安定感は変わりません。要はとても乗りやすくなったということです。ルックスも申し分ありません。今度は47リットルもあるGIVIのトップボックスを外して乗って身軽に走ってみたいと思います。

今朝はバイクで出勤したのですが、前述のような心地よさだけでなく秋の朝の風景の美しさにも驚きました。朝日が黄色く色づいた木々の葉を透かすように差して青い空とやわらかな色のシーンを作っていました。路肩に続く苔も朝日のスポットライトに鮮やかな黄緑色に光っていました。空気は冷たかったものの気温が上がる前の朝のなごりのようでした。風景はいつも美しいはずですが、昨日の朝のように感じたのは久しぶりでした。

また、仕事が午前中で終わったので飯高道の駅まで走りました。平日にもかかわわらず思いの外バイクとすれ違いました。道の駅ではトライアンフのヴィンテージ風のバイクやシングルに乗った同じ年代の男性といっしょにバイクを並べて止めました。

アイキャッチ画像は昨日の鈴鹿の空です。

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