日別アーカイブ: 2013-07-21

カスキの「激流」

昨日は朝早く目が覚めてこのときとばかりとMacBook ProのHDDを7200回転の1TBに換装しました。データの移行は新しいHDDを起動ディスクとしてフォーマット、Carbon Copy Clonerでクローンを作成してHDDを換装するだけでした。ところがである。Parallels Desktop for Macを起動するとMacがシャットダウンして再起動に入る現象が出てこれはまずいと直感。その後も3〜4回繰り返してヒヤヒヤものでしたが夜にMacBook Proを起動したら一転して安定の様相。7200回転なのに当初の5400回転のHDDよりも静かで発熱もありません。そういや換装時の発熱は相当なものでした。2時間45分回りっぱなしですぐに換装してあれこれいじったので熱暴走したのかも知れません。まだまだ気は抜けませんが7200回転1TBは心強い。空き容量は700GB余もあります。

今日は朝から実家の庭の草刈りに行きました。荒れっぱなしで草は伸び放題。一気に草を刈ってしまおうと意気込んだもののかなり大きなハチの巣を落としてしまってハチが大騒ぎとなりました。草刈りはこれ以上は無理と中止しました。そして携帯メールを見たらピアノの発表会の連絡があったので急いでシャワーを浴びて帰ってきました。

その発表会は松阪音楽文化協会のサマーコンサートです。私が聴いたのは今年の同会の音楽コンクールの受賞者演奏でした。小学校1年生から高校3年生まで19組のピアノです。ピアノはシュタインウェイで小学校1年生が弾いても骨太で輝かしい音が響いて私はその音自体に聴き入ってしまいました。ふだん電気を通して耳に入ってくる音とはそもそも次元がちがう。ただただすごい。私に連絡をくれたのはピアノの先生で、教えている生徒がカスキの「激流」を弾くというものでした。その生徒が日本ではマイナーなカスキを弾いているということは聞いていたものの「激流」を生で聴くのは初めてで興味津々でした。聴いて、そうか、そうか、こんな曲だったのかと思いました。この曲自体がもつ色彩感や密度、情緒感がわかりました。若き演奏ゆえ構成力は今後に期待するもののほんとに好きで弾いていることがよくわかりました。そして、この曲をどこで知ったのかと思いました。ピアノの先生からの提案ではなかったようです。