日別アーカイブ: 2012-10-23

TOKYO JAZZ 2012、秋

気温が急に下がって朝夕も冷え込むようになりました。自宅前のハナミズキ並木は紅葉して輝き、一部は散り始めています。これからしばらくは「静」の時、「内」に向かう時、そんな気がする今年の秋冬です。この時期でないとできないことがあるような気がします。

TOKYO JAZZ 2012のテレビ放送は全3回中2回まで終わりました。第1回はこの1週間聴き続けていて、その音、サウンドを堪能しています。録音が昨年とはちがうように思っています。ピアノとボーカルがとくにいい。もちろん演奏に起因することではない。録音の技術や哲学にかかること、そう思わせるちがいがあるように感じる。文化を計るものさしがあるとしたら、より練り上げた完成度の非常に高い音楽のひとつのあり様といえるだろうか。だから聴き応えたっぷりで五感の感度が一気に上がるような感覚がある。物事をていねいに考え、きちんと対応していくことの大切さを教えてくれる音、サウンド、音楽だと思います。この季節にこの音、しっくり馴染む。

3年前に買ってしばらく乗ったものの転勤して乗る機会がなくなって、しかも後輪がパンクしてそのままになっていたバイクの整備が終わりました。なぜかタイヤレバーが見つからなくてパンク修理は後回し。洗車をして細部を点検。ようやくパンク修理を済ませて試走をしました。深夜の試走は風が冷たくて気持ちがいい。このバイクはクロモリの700C×25にマッドガードを付けたクロスバイクで前はシングルギアです。色は濃茶で大人の乗り物の印象があります。マッドガードとインプレッサに着けたサイクルキャリアのフレームとの干渉が心配でしたがどうにかクリアして車載の準備も整いました。あとはライトや予備チューブなどの携行する修理用品がそろったらちょっと遠出もできるわけで気もそぞろです。