地方ブランドの知恵

朝から東海学校保健学会へ。初めて出席する学会で、いささか勝手がちがうものの特別支援教育にかかる演題もあって学びの機会となりました。発表時間は1演題7分で、教育関係の研究会とは比較にならない短さです。時としてピンポイントのそうした発表がすっきりしていてよく分かると思えることもありますが内容次第です。今日は自分自身が統計の技術を知らないことを痛感しました。学ぶべきは統計学か。
帰りに大きな文房具店に寄りました。そこは昨年まで知らなかったのが不思議なくらいの品揃えと規模です。今日は丹念に見て回りました。お香のコーナーもあって店内はほんのりとお香の香りがします。文房具は“高級”万年筆からちょっといいノートやトラベラーズノート、モレスキンなど、知る人ぞ知る品々が一揃いありますが、UNITED BEES(ユナイテッド・ビーズ)が置いてあったのには驚きました。2013年のダイアリーも。UNITED BEESは倉敷の伝統の帆布に先染めの糸を織り込んだ新しいデザインのブランドで、私はA5ノートにそのデザインのリフィルを使ってます。身の回りに置いてあると視覚的にほどよくはなやかでいいものです。ただ、置いている店が少なくて大都市の文具店で見かけるだけでした。さて、なぜUNITED BEESに注目するのか。それは地方ならではのブランドだからです。循環型で持続可能な地域社会、少なくともそうした地方の経済の仕組みができるところから立ち上がり、障がいのある人たちの就労の場として成り立つべく耐えうる仕組みとしていきたいからです。全国には学びたいブランドがいくつかあります。学びたいのはその知恵です。

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