青い地球

ここしばらくその日にあったことが思い出せないくらいいろんなことがあって目まぐるしい日が続きます。明日が休日ということがちょっと信じられないくらいです。徳島への出張が来週に迫っていて慌てて今までチケットの手配をしていました。Macだと動かないシステムがあって一苦労です。
今朝、三重県の南の熊野灘で大型フェリーが転覆する事故がありました。日本の南の海の事故を伝えるテレビに映る海はきれいだと思います。あの青さ、海の色はなんと喩えようとよく考えてしまいます。芯のある透明感とでもいうのだろうか、あえて喩えるならガラスにもそんな色があるかも知れない。不思議な透明感は色の名前をはぐらかせてしまう。事実、名前のない色かも知れない。私はその色を見たくて海難事故を伝えるニュースを録画したことがありますが、死亡事故だったので見ているうちに苦しくなって消しました。そうしたニュースの映像はヘリコプターから撮影したものです。きっと空から見ないとあの色は見えないのでしょう。宇宙から見た地球の映像の色に近いように思います。宇宙から見る地球はほんとに美しく見えるらしい。青い星、その青い色はきっと海のあの色なのでしょう。そういえば松田聖子の歌「瑠璃色の地球」の瑠璃もガラスです。宇宙飛行士しか見たことのない宇宙の地球をイメージしてしまうところは、でも、人間の不思議な能力なのでしょう。青い地球をイメージする音楽、私には阪田寛夫作詞、冨田勲作曲の「青い地球は誰のもの」です。この歌の歌詞は「青い地球は誰のもの」の繰り返しです。宇宙から帰還したガガーリンは「地球は青かった」と言ったとのことですが、それしか言葉にできなかったくらい、きっと美しかったのだ。

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