日別アーカイブ: 2008-05-25

『白州次郎 占領を背負った男』

昨日は勤務校が交流学習をお願いしている小学校の運動会に行ってきました。子どもたちが生き生きと活動する姿がいい。ほんとにいい。そして、地区の民生委員児童委員の方からたくさん話を聴かせていただいて、地域のみなさんの期待に応える特別支援学校でありたいと思いをあらたにしました。
帰宅してカレーを作りました。一晩寝かせたカレーはおいしい、たしかにそうですが、忙しい中作ってすぐ食べるカレーがおいしくないというのはいただけないと、少しばかり工夫をしてきました。そして見つけたカレーは食材がレアなカレーです。じゃがいもが煮崩れせずにエッジを残して仕上がるように、そして、ピュア・カレーパウダーを少し加えて香りを付けます。これはなかなかいけます。カレーは煮込みがすべてではないと思う次第。使っているピュア・カレーパウダーの賞味期限が2003年で5年も過ぎていることは、関係ない、はず(^_^);;;
今日は午後から古本屋に出かけて北康利著『白州次郎 占領を背負った男』(講談社 2005)を買いました。この本はNHKの「その時歴史が動いた」で白州次郎を特集した頃の出版です。歯切れのいい文体が白州次郎の人となりをさらに浮き彫りにしていて実に痛快な本です。単なる伝記ではない。混迷の中にある現在の日本は白州次郎の筋の通し方を学ぶべきであろう。“principle”を大事にすることだ。そして、彼が車好きで最後の愛車がポルシェ911だったことも彼を身近に思う大きな理由です。
さて、カメラのこと。ここしばらく銀塩の引力に抗し切れず、Voigtlander BESSA R2A + カラースコパー35mmF2.5(シルバー)の“グレースペシャルセット”の中古を購入となりました。程度は“新同”でメーカー保証書付、それで65,800円というのは話がうま過ぎると思いつつもまたとない出物との判断です。小学生のとき、父からカメラの手ほどきを受けて距離まで目測というマニュアル機を使っていました。次にマミヤのレンジファインダー機、高校ではキャノンのキャノネットというレンジファインダー機、大学の頃はニコマートのマニュアル一眼を使ってきました。完全機械式のカメラが潔いと思いましたがこの出物はとりあえず確保しておきたいと思いました。