日別アーカイブ: 2006-05-07

GWの意味

■夜な夜な時間を見つけてしてきた「はらぺこあおむし」の打ち込みは1/3を済ませたばかりです。XGworksを使うのは久しぶり、気合いを入れて打ち込みをするのも久しぶりで、いくつか発見がありました。これまでXGパラメータの再挿入がうまくいかなかったのですが、PCの性能がいいとスムーズに更新できることがわかりました。すると、会場でのリハーサルで環境に合わせて設定を細かく調整することができることになります。そして、曲によって、パラメータを細かく設定することができます。当然できるはずのことをこれまで涙を呑んでいたわけで、俄然、やりがいも出てきます。欲も出る。全曲、パラメータの設定のやり直しです。ただ、Windowsでしか使えないXGworksのこと、ThinkPad535Eの解像度の低い10.4インチでは作業効率があまりに低いのですが、なんとかやりくりするしかありません。
■私のiPodのライブラリーでいちばん多いのはJ.S.Bachです。あれもこれもとiTunesに読み込んでいったのですが、結果的にバッハがいちばん多くなりました。音楽のジャンルではRockが多いかも知れません。あと、「おかあさんといっしょ」は仕事柄かなりあります。あれもこれもとという読み込みが一段落して次に私が選んだのはシューマンのピアノ曲でした。とりわけ仲道郁代の「ロマンティック・メロディ」(BVCC-34011 1999)に聴き入っています。メンデルスゾーン、シューマン、クララ・シューマン、そして、ブラームスとシューベルトの作品が収録されていて、これはただならぬ1枚です。
■ここ何週間か写真家の上田義彦のモノクロが気になっていて、昨夜、ふと思い立ってネットで検索したらそのモノクロが写真集として発売間近だとわかって予約をしました。『上田義彦写真集 at home』(リトルモア 2006)です。Amazonのレビューから…「出版社/著者からの内容紹介 上田義彦、最新写真集!!/13年間の家族の記憶。夢のようで、どこにでもある幸福。/サントリー烏龍茶、伊右衛門、無印良品、資生堂など広告写真を中心に比類ない活躍を続けている上田義彦。モデル・桐島かれんとの結婚から、4人の子供の誕生で家族が6人になるまでの13年間の軌跡が、確かな技術に裏打ちされた繊細な撮影によって記録されています。流れゆく時間の中で二度と見ることの出来ない、小さなほほ笑み中にあるかけがえのない記憶に満ちあふれた本書は、
写真家上田義彦の一つの到達点を示しています。/出産・育児を経てモデル業を再開し、テレビや雑誌での活躍を通じて、多くの女性たちから圧倒的な支持を受けている桐島かれんが、1993年からつけている「十年日記」を抄録。/胸を締めつける、小さなほほえみの数々。写真家は、二度とない大切な時間に魔法をかけ、永遠の中に封じ込めた。」…文字通りとはこのこと、まさにその通りの印象です。私はこの中の数枚しか知りませんが、ライカM型で撮ったモノクロはかけがえのない一瞬の輝きを止めていて私の目は釘付けになりました。プライベートな写真なのでこんなふうに写真集として世に出るとは驚きです。私の写真集のライブラリーとして最も大切な1冊となることと思います。今夜、FUJIFILMのテレビCMで、この写真集に収録されているかも知れない1枚を見つけました。子どもを撮ったスチール写真のスライドショーの最後の1枚で、これはカラーでした。到着が待ち遠しい写真集です。
■今日のNHK「食彩ロマン」は作家角田光代でした。「野菜は彩りだから食べなくていいよ」と親から言われて野菜と食べなくて、肉、肉、肉の食生活! 作家になると小学生のときに決めていたとのこと。26歳のとき書けなくて料理に開眼、料理をしているときは何も考えなくていいとも。あゆみはちがうけど料理大好きな私にはそのことがよくわかります。今夜、カレーと唐揚げをたくさん作ってウィークデーに備えました。キッチンに“椅子”が欲しい! 料理をしているときは何も考えないけどちがう何かを考えています。山を下りるシーシュポスのように…