日別アーカイブ: 2002-06-22

2万本のひまわり

■「2万本のヒマワリが満開になっている」(朝日新聞6月19日朝刊)、そう聞いて心が動かないわけがありません。行ってきました。2万本のひまわりとはどのくらいのスケールなのか。映画『ひまわり』の見渡す限りのひまわり畑のイメージがありました。
■ひまわり畑は里山を少し入ったところにありました。里山の一角ですから見渡す限りというものではありませんが、近づくとまさにひまわり畑です。どうやって種をまいたのだろうと思いました。背丈2メートルを越すひまわりが整然と並んでいる中にさつまいもが植わっていたり、牛糞が山となっていたり、背丈が1メートルのひまわりの一角があったりと、今年は試しに作ったのでしょう。花は盛りを過ぎたところで残念でしたが、「来年は面積も1ヘクタールに広げて迷路を作り、子どもたちに開放したい」(朝日新聞)とのことですから期待しましょう。
■ひまわりといえば映画『ひまわり』を思い出します。悲しい物語と美しい音楽の映画でした。『ひまわり』はイタリア映画だったかな? イタリア映画はどうしようもないくらい切ない映画がいくつかありますね。『鉄道員』『道』『自転車泥棒』『ブーベの恋人』…泣かずに見ることができない映画です。そうそう、『道』とポール・ギャリコの物語『七つの人形の恋物語』とは何か関係ありそうに思えるコンセプトの共通点がありますが実際のところはどうなんでしょう。
■若尾裕の『奏でることの力』(春秋社2000)が届いて一気に読んでしまいました。帯に「人は音楽で何をしようとしているのか?…音楽療法からフリー・ミュージックまで最先端の音楽シーンに立ち会って考えたこと」とあるように、音楽と真摯に同時代を生きようとする人にとって音楽の今を俯瞰する意味でたいへんよくまとめられた本となっています。私自身、音楽で何をしようとしているのかと、ふと思うことがあります。14章「堅苦しさよ、さらば~音楽療法のトレーニング~」のキーワードは「堅苦しくなく、意味深い音楽」です。今日、車のFMでJUDY&MARYをきいてふとWiLL VSのCMを思い出しました。WiLL VSのCM曲『66db』は元JUDY&MARYのYUKIが歌っています。その曲と歌声が耳から離れない。だけどラジオを消してきいたCDはサラ・ブライトマンの『エデン』という畑ちがいといえばそうかも知れませんが私にとってはどちらも惹かれる音楽です。
■今週はVAIOのネットワークが不安定になってリカバリしました。考えられる原因は不要ソフトをアンインストールしたことです。ですからリカバリ後は不要ソフトのショートカットを削除しただけでアンインストールは一切していません。リカバリの過程でauのPacketOneカードのドライバがからんでいるようにも見受けられました。リカバリはCドライブのみで、Dドライブのデータはバックアップはとりましたがそのまま残しました。メーラーはしばらくOutlookを使っていましたがやたら重くてきめ細かな操作ができないのでやっぱりBecky!2をインストールしました。Becky!2のプログラムはCドライブに、設定とデータはDドライブにと簡単に分けることができます。ThinkPadからのデータ移行もコンパクトフラッシュであっという間です。すぐ使うことができました。さすがBecky!、信頼しています。VAIOの設定はあとシンセサイザーのハード音源の認識が残っています。USB-MIDIドライバのインストールの手順をまちがえたのでやり直しです。