MPVの文脈

■この連休にマツダのMPVという車を運転する機会がありました。旧モデルの2000ccです。
■1.6tの3ナンバーのボディを2000ccで動かすのですからおっとりしたフィーリングです。でも思いがけなく視点も高くて追い越されてもマイペースです。すごくゆったりしています。ロードノイズの処理は少々もの足りないもののボディの鋼性も高くて、路面からの情報は必要な部分をきちんと伝えてくれるというところでしょうか。車外で気になったエンジン音は車内では全く気になりません。
■MPVは見かけはそう大きな印象はありませんが実際はものすごく大きい! 車幅はなんと1m83cmもあります。全長は4m75cm、高さは1m74.5cmです。大きく見えるオデッセイよりも大きい。室内はそう広大な印象はないものの、乗り込んでみると実に広々としています。シートのサイズも大きくてとてもゆったり感があります。乗った感じはオデッセイよりも広々感があります。MPVはすごくおもしろい! 私にはカルチャーショックでした。
■初代MPVはアメリカのニーズに合わせた設計だったように記憶しています。現行モデルは2代目です。初代はとにかく大きいという印象がありましたが2代目はちょっとつかみどころのないデザインでどうも好きになれなかったのですが、使い勝手は極上といっていいでしょう。この車を産みだした文化、文脈にとても興味があります。デザインはどのようにして決まったのだろう。この使用感をこのスタイルで実現しようとしたデザイナーは卓見だったと思います。
■私が乗った車は室内色がベージュ、明るいうすいブラウンです。これまで無彩色の室内色の車ばかり乗ってきたのでベージュのあたたかさに思いがけなく落ち着くものを感じました。

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