日別アーカイブ: 1999-08-10

1999年・音楽漬けの夏

■7月にアルト・サクソフォーンを買いました。シンセサイザーも買いました。音楽の本も買ったり図書館で借りたりして音楽漬けの夏です。どうしてそんなことになったかというと、大阪芸術大学の野田燎先生の音楽療法を紹介するNHKのテレビ番組のビデオを何回も見るうちに、初心にかえるというか自分がしたいことをしておかないときっと後悔するだろうと思ったからです。すべて音楽療法のため。サックスは子どもたちと語り合うため。シンセサイザーは伴奏や音作りのため。(ピアノは一応クラビノーバがありますのでそれで練習です。)
■サックスとクラシックもともとMALTAが好きでCDをもっていました。清水靖晃のCD『J.S.バッハ・チェロ・スィーツ』も好きです。自分のサックスを買うとき、NIFTYやインターネットで調べていて須川展也を知り、彼のCDも買いました。彼の演奏をきくとサックスが木管楽器だということを実感しますね。もっともっとクラシックで使われてもいいと思っています。いつ吹けるようになるかわかりませんが、清水靖晃編曲の『J.S.バッハ・チェロ・スィーツ』(テナー用ですがそのままアルトで)、モーツァルトのクラリネット五重奏曲イ長調、『夕星の歌』、『星は光ぬ』など、自分で吹きたい曲はたくさんあります。
■サックスという楽器サックスはまだ歴史の浅い楽器です。須川展也は著書『うまくなろうサクソフォーン』(音楽之友社1998)で、「楽器としての歴史は今、作られつつある」と書いています。私はビギナーですが、サックスは合理的な奏法の楽器だと思います。1つのフィンガリングで2つ以上の音を吹き分けることは基本的にしない楽器です。(まちがっていたらごめん) 表現の幅が広い、ということも魅力です。
■音楽・夏の陣私は県立養護学校に勤務しています。夏は夏休みです。休みといってもふだんできない勉強をしています。この夏休みの勉強は音楽療法がテーマです。これは自分のライフワークかも知れないのでプレッシャーを感じます。
■この夏休みに読んだ音楽の本です(8月10日現在)
『音楽療法士のしごと』生野里花著(春秋社1998)
『子どもの音楽療法ハンドブック』若尾裕・田中由身子・三船一子・山河真由美著(音楽之友社1992)
『音楽療法のための即興演奏ハンドブック』若尾裕・岡崎香奈著(音楽之友社1996)
『いつもいつも音楽があった~シュタイナー学校の12年』子安ふみ著(音楽之友社1998)
『障害児の成長と音楽』音楽之友社編(音楽之友社1984)
『フルートの正しい吹き方を考える』吉田雅夫(アルソ出版1997)
『フランス音楽療法』ジャック・ジョスト著 永田丕訳(リプロポート1994)
『音楽療法の実践』加藤美知子他著(星和書店1995)
今の自分のねらいからはずれたところは思い切って飛ばして読んでいます。
■坂本龍一の『Energy Flow』リゲインのCMの曲です。楽譜を買って練習しています。